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大きな地震が起きたらどのような状況になるのか、具体的にイメージするのに役立つデジタルコンテンツがあります。
それは、居住階(1階、5階、10階)と震度(5強、6弱、6強)を選択すると、部屋の中の揺れや家財の被害状況のシミュレーションをVR動画でリアルに体感できる「地震こわれる診断VR」です。
【地震こわれる診断VR】
https://www.sonpo.or.jp/insurance/jishin/kazai_apartment/kazai/
実際に「地震こわれる診断VR」を体験してみました。居住階は中層階、震度は6強を選び、「体験する」を選択します。
すると部屋の様子が映し出された画面が大きく揺れ、本棚が倒れて本が散乱し、机の上のノートパソコンが吹っ飛び、椅子が転がるなどのリアルな被害状況が動画で表示されました。その後、震度6強の揺れは中層階だと「震度7相当」だという解説があり、以下のような注意喚起があります。
「人は、立っていることができず、はわないと動くことができません。揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもあります」
「固定していない家具のほとんどが移動したり倒れたりし、飛ぶことがあります」
「地震こわれる診断VR」で具体的なイメージとして被害状況を動画で見ることで、「本棚などの家具を固定しないといけない」といった地震対策への意識が高まるなど、有用なコンテンツだと感じられました。
そのほかに地震発生時やその直後への備えとしては、防災グッズの準備、避難場所や連絡方法の確認などといったものがあります。
ただし、地震の危機を乗り越えたとしても、それで災害が終わるわけではありません。余震などに注意しながら、被災後に生活を立て直していかなければならないのです。
「地震後」の心強い備えの一つが、政府と損害保険会社が共同で運営する「地震保険」です。地震、噴火またはこれらによる津波を原因とする損害(火災・損壊・埋没・流失)を補償し、保険金は用途を限定することなく、「地震後」のさまざまな暮らしの立て直しに使うことができます。
「地震大国」と呼ばれる日本では、全国どこでも地震のリスクがあります。「地震こわれる診断VR」で被害状況をリアルに体感し、地震対策や「地震後」のことを改めて考えるきっかけにしましょう。
【地震保険公式サイト】
https://www.jishin-hoken.jp/