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ブランド品の買い取り販売などを手がける「大黒屋」は5月13日より、LINEを使ったAI買取査定サービス「おたからAI」の提供を開始しました。
「おたからAI」はLINEを利用して、中古ブランド品を大黒屋が買い取るサービス。利用者は「おたからAI」公式LINEを友だち登録し、サービスを使うことで、商品を手放す前にLINE上で「AI鑑定士」による簡易画像査定を通じ、目安となる買取額を把握することができます。AIが写真を読み取り、目安の査定額を提示するので、気軽に査定を試すことができるのが大きな魅力です。
買い取りに関わる登録・集荷・査定・KYC(身元確認)など、すべてのやりとりがLINEチャットボット上で完結。AIによる画像解析を通じてタイムレスにブランド品の目安の査定額を提示する技術の採用は業界初の取り組みとのことです。
また、サービス利用者の中から抽選で100名にJCB商品券1万円分がプレゼントされる「AIでおたから探しキャンペーン」を開催。「おたからAI公式LINEを友だち登録」「キャンペーン規約に同意して、お手持ちのアイテムで写真査定を実施」「AI写真査定が返ってきたら、自動でエントリー完了」という手順で、期間は5月31日まで。
本サービスのメリットについて、大黒屋代表取締役社長の小川浩平氏さんは以下のようにコメントしています。
「シンプルに、物を売るにあたって直接店舗へ行く面倒が解消される点がまず大きなメリットだと思います。これまでは物を売るためにも一苦労だったし、おっくうになってしまう部分があったと思います。そして『固定資産の流動化』を通じて、利用者ひいては社会全体に対して、より豊かな生活とSDGs社会の実現も提供できると思います。
例えば、特にシニア世代の方は、使わなくなったブランド品を、本サービスを通じてこれまでよりもずっと気軽に現金化できるようになることで、お子さんやお孫さんともっと旅行に行けるようになるかもしれません。それはとてもエコで豊かなことだと思います。日本を支えてくれたシニア世代の方々に恩返ししたいという気持ちや、もう一度輝いて欲しいという個人的な気持ちも、サービス開発の前提にはありました」
さらに「おたからAI」を通じて、どのような取り組みやサービスの提供等を検討しているのかを以下のように語っています。
「お客様窓口のある店舗を持つ企業と連携して、その場で買取・連携企業のポイント等で還元することで、将来的にはブランド品だけでなく、不動産や自動車などあらゆるサービスの下取りとして活用することができると考えています。また、店舗だけでなく、例えばECを持つ企業などと連携して下取りサービスを展開することも可能でしょう。
現在の日本の大企業は、顧客情報や消費者とのタッチポイントという資産をたくさん持っています。我々はそれを有効活用していきたいと考えています。通常であれば自社競合を起こしてしまいますが、我々の事業領域は幸いなことにそうではありません。多くの既存ビジネスとクロスセリングを通じて共存し、シナジーを生むことができます。
この特性を活かし、大きな顧客や信頼の基盤を持つ企業と連携しながら、お客様の生活やニーズに様々な形で寄り添うことで、二次流通市場をますます大きくしていくことができると考えています」
【「おたからAI」サイト】
https://lp.daikokuya78.com/otakaraai/index.html