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プレスツアーに参加してきました。岡山県のおすすめスポットをたくさんめぐったので2回にわけてご紹介していきます。
岡山県へは新幹線だと東京駅から3時間20分ほどで到着。岡山市内も魅力的な観光地はありますが、せっかくなら車でいろいろなスポットをめぐるのもおすすめです。今回は岡山駅から1時間40分ほどのドライブで美しい山並みや大自然を満喫できる真庭市の蒜山を訪れました。
国立公園蒜山は標高500〜600mの高原地帯で、のどかなジャージー牛の放牧風景が見られるなど自然の中でのサイクリングやキャンプが有名な場所です。
「ひるぜんジャージーランド」では美味しいチーズフォンデュやローストビーフ丼がいただけるのでランチにもおすすめ。
また新鮮なジャージー牛のミルクを使ったソフトクリームも濃厚で美味しいです。
続いて車を10分ほど走らせて到着したのは「GREENable HIRUZEN」。東京オリンピック用に東京 晴海に建築された建物がオリンピック後にこちらに移築されました。こちらは岡山県真庭市の産の木材CLT(直交集成板)を使用しています。
建築家 隈研吾氏が設計監修した観光文化発信拠点として美しい建築物が見られ、天井が茅葺のサイクリングセンターも素晴らしいです。店内も茅葺で斬新なつくり。現在はインフォメーションセンターとしても活用されています。
岡山に関連する食やグッズを販売するビジターセンター内も面白いので、訪れた際はチェックしてみてください。
続いて車で2分。ワイン好きにはたまらない「ひるぜんワイナリー」に到着。西日本では希少なヤマブドウを栽培し、使用した珍しいワインが並びます。
ヤマブドウはポリフェノールが豊富で美容と健康にもよく、爽やかな酸味と豊かな香りが特徴です。
濃厚なヤマブドウのジュースからワイン、ヤマブドウから作られた珍しいグラッパまであり、試飲も可能。店内にはカフェスペースもあり、お料理と一緒にワインも楽しめますが、車の運転などもあるので、お店でいくつか購入して帰る人も多いです。
真庭市 蒜山を後にして車で50分、同じく真庭市にある勝山町並み保存地区に到着。風情ある昔ながらの町並みが広がり、お店の看板の役割も果たす、色とりどりの「のれん」のデザインを見ながら町歩きをするのも楽しいです。
のれんは100軒以上の民家・商家の軒下にかけられていて各店の特徴や商品をイメージしています。
そんな素晴らしいのれんを手がける「ひのき草木染め工房」は勝山町並み保存地区の一角にあります。
そこではハンカチ染め体験(3日前までに要予約)も行えて、旅の思い出と経験となり、おすすめです。またギャラリーでは草木染めのコースターやストールなどの布小物の販売も行っています。
勝山町並み保存地区内を歩いて移動すると200年以上の歴史を持つ蔵元「御前酒蔵元 辻本店」が現れます。
看板商品である地酒「御前酒1859」などは栽培が難しいことから”幻の酒米”と呼ばれる雄町米を使ってつくられているお酒。
雄町米は日本の原生種で何も混ざっておらず、晴れの日が多いなど、気候風土に恵まれた岡山県が全国の収穫量の約9割を占めています。そのお米を使い、特殊な方法でお酒をつくるなど、ここならではの地酒が味わえます。
日本酒試飲体験もでき、お気に入りのお酒をショップで購入可能。デザインもお洒落なためギフトにも喜ばれます。
【初めて岡山県を訪れた方に人気の岡山市内と倉敷観光】
最後に、岡山県の旅が初めての方に人気の岡山県中心部の観光スポットをいくつかご紹介します。JR岡山駅から徒歩25分。タクシーで約10分のところにある「岡山後楽園」はぜひ訪れたい場所。庭園の分野では国宝に当たる特別名勝に指定された岡山県を代表する文化財であると同時に、日本三名園の一つに数えられ、国内外から多くの観光客が訪れるスポットです。
約300年前につくられ、江戸時代の姿を大きく変えることなく維持されているため、岡山城を望めるなど、まるでタイムスリップしたような気分を味わえます。
岡山駅から電車で17分と岡山の中心部に近いにも関わらず、日本の昔ながらの街並みを味わえると人気の場所が「倉敷美観地区」。こちらも国内外から観光客が訪れます。綿花の紡績業で栄えた町で当時を思い起こさせるような歴史的建造物が並びます。
町散策だけでなく、モネの「睡蓮」など世界的絵画が見られる大原美術館をゆっくり見てまわるのもおすすめ。昔ながらの建物を活用したホテルや宿もあるので数日、滞在するのも楽しい町です。
また、おしゃれなカフェやレストランも多く、竹林庭園を眺めながらテラスで岡山の旬のフルーツを使った美味しいスイーツがいただける「パーラー果物小町」も人気。レトロな店内とレトロ可愛い制服を着た女性が出迎えてくれます。
岡山といえばシャインマスカットやピオーネのぶどうが名産で、ここではそちらを贅沢に使ったパフェやタルトも季節によっては食べられます。
いかがでしたでしょうか?知れば知るほど魅力たっぷりな岡山県。今回は真庭市と岡山中心部近郊をご紹介しました。次回の旅は津山市からスタートします。