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店名の「meiji のむチョコCafe.5300」の“5300”は、チョコの主原料となるカカオの起源に由来するもの。広々とした店内には、そんなチョコにまつわる歴史についての展示物や、明治のチョコレート商品、家庭で簡単に本格的なチョコドリンクが作れるメーカーなども置かれていた。ドリンクをオーダーしてから受け取るまでの間、そちらで一息つけるのもうれしい。
同店には、上述したチョコドリンクメーカーを使用して、実際に自分で作れる体験型のスペースも用意されている。今回は、産地によって味がさまざまな「meiji THE Chocolate」シリーズを水で割ったドリンクを実際に作らせてもらった。
作り方は簡単で、個包装されたチョコを手で砕いて、チョコドリンクメーカーに投入。それを水で割ってスイッチを入れて5分ほど待ち、水とチョコで撹拌された液体を氷の入ったカップに移すだけで完成した。
味の方は、甘すぎずスッキリとした味わい。カカオ本来のビターな香りを楽しむことができるのも特徴だ。また、シナモン、ブラックペッパー、チリパウダー、クローブ、アニス、ジンジャー、五香粉、カルダモンパウダー、オールスパイスなど9種のスパイスを入れることで、また違った味わいになるという。今回はチリパウダーをお試しで入れてみたが、さらにカカオの風味とコクが際立った。店長の池川氏いわく、シナモンやカルダモンパウダーを入れた場合は、さらに濃厚な味わいを楽しめるとのこと。
また、同店のメニューとして提供されている「ミックスベリーチョコドリンク」も試飲させて頂いた。こちらは、一般的なチョコレート菓子よりも少しカカオの使用量が多い「チョコレート効果カカオ86%」を使用。お味はというと、カカオの風味はそのままに、ミックスベリーの酸味とヨーグルトや砂糖による甘さが複雑に絡み合い、暑い夏場でも一気に飲めてしまうほどであった。
そのほか、店外にはドリンクを飲みながら団らんできるスペースも設置。金曜日限定で「チョコレート効果アマレット」や「ショコラ・サンセット」といった酒類のチョコドリンクも提供される。みなさんもドリンクメーカーや店舗に実際に足を運んで、チョコから美味しく「カカオポリフェノール」を摂取してみることを、習慣化してみてはいかがだろうか。