中古本や中古家電販売店を全国に展開するブックオフコーポレーション株式会社(ブックオフ)が6月19日、都内で「ブックオフ立ち読み解禁宣言」発表会を開催。“立ち読みマナー伝道師”に就任した、お笑いタレントのなかやまきんに君がゲストとして出席した。

「ブックオフ」では創業以来、立ち読みが容認されていたが、コロナウイルスの影響拡大によって店内での読書は禁止に。しかし、このほどコロナウイルス5類への移行に伴い立ち読みが解禁され、利用客に向けて長時間の立ち読みや笑い声の自粛など7つのルールを定めることになった。

同社の代表取締役社長を務める堀内康隆氏は、今回の立ち読み解禁について「国内でも水際対策が緩和され、人の流れがコロナ前の状態に戻ってきたタイミングで約3年ぶりに立ち読みを解禁させていただくことになった」と説明。また一定数の迷惑行為もなかには見られることから「今まで通り立ち読みはできるが、店内にいらっしゃるたくさんのお客様が笑顔で店内をご利用いただく環境の整備も進めたい」と標榜していた。

会見の中盤では、きんに君が登場。ブックオフにまつわるエピソードを尋ねられると、自身が5年前に出版した筋トレ本を話題に出し「僕が以前、出した1000円以上の本も(ブックオフに)で、5、600円くらいで売られていました。うれしいんですけど、できれば29円で売って欲しかった」と笑いを誘っていた。

“立ち読み解禁宣言”にちなんで、解禁したものを訊かれると、きんに君は「糖質」と回答。24日に行われる大会のために糖質を絶っているそうで、「糖質のエネルギーというのは、体はもちろん、脳のエネルギーにもなる。今日から3日間糖質ゼロ生活を送る予定になっているので、糖質0で頭が回らない。普段なら笑いが10倍、20倍は起きるところが、今日はお笑いもカットされています。普段はもっとおもしろいです。早く大会を終えて、面白さを解禁したい」とアピールしていた。

きんに君が出演している「ブックオフ」での立ち読みマナーをユニークに伝えるウェブ動画「守ってほしい!立ち読みマナー7つのブ」は、本日から公開。ブックオフ店舗で開店前に撮影が行われたとのことで、「午前5時から撮影だったので、午前3時半起き。ブルーベリージュースを飲み干すシーンがあったんですが、ジュースは果物ということで糖質が多いので危険だったんです。早朝でスタントマンは寝ているので、ミスなしで一発で決めました」と回顧していた。

情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 なかやまきんに君「出した本が500円で売られていた」3年ぶりに「ブックオフ」が立ち読みを解禁