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「服のチカラ」をサステナビリティアクションに繋げるために、お客さん参加型となっている同プロジェクト。従来のゴミ拾いに「スポーツ」のエッセンスをプラスし、今までの社会奉仕活動を「競技」へと変換させた日本発祥の全く新しいスポーツとして認知を広げている。
今夏は、東京海洋大学客員教授で魚類学者のさかなクンが隊長となり、同プロジェクトの特別スポGOMIとして、海洋ごみを減らす活動「スポギョミ!」を実施。副隊長には、スポGOMI経験者でもあり、日頃からサステナブルな取り組みを行っているタレントの井上咲楽が就任した。
隊長を務めるさかなクンは「今日から『スポギョミ!』の活動に参加させていただくこと、とてもうれしく思っています。よろしくお願いします!」と挨拶。続けて、スポギョミ隊の目標を「スポギョミに、小さなお子様からお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん、お兄さんお姉さんのみんなで参加できたら夢のようだと思っています。海のゴミを減らして、ギョミ(ゴミ)ゼロを目標にできたらと存じます!」と述べた。副隊長の井上は「スポギョミは、みんなで楽しく前向きに行えるすてきな活動だと思ったので、この活動の輪を広げていきたいです。副隊長として頑張ります」と意気込んだ。
同イベントでは、第1回目の「スポギョミ!」を東京・荒川河川敷で行い、子どもから大人まで大勢参加。35分間で集まったゴミの総量は、45.23Kgを記録した。参加したお客さんに向けて、さかなクンは「炎天下の中、ギョミを集めていただきありがとうございます! お魚さんたちを代表してお礼を言います。河川敷がきれいになってお魚さんたちも喜んでいます」と感謝を口にしていた。
井上は「皆さん、分別しながらゴミ袋いっぱいになるまで集められていました。しかも、笑顔で楽しく集めていたのが本当にすてきだったなと思います。一つひとつのゴミは何気ない気持ちで捨ててしまったかもしれないんですけど、そういったものがこのように集まり、細かくなって海に流れてしまうっていうことを感じた時間でした」と感慨深げに語っていた。