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昨年の11月にマッチングアプリの「ペアーズ」と桑名市が協定を結び、桑名の地で結婚や出会いを希望する独身の方々に対し出会う機会を提供していく取り組みがスタート。
強化週間を定め、第一弾から第三弾までイベントを企画。
第一弾となるイベントは、ナガシマリゾートのベゴニアガーデンで開催されるトークセッションです。
連携協定に至った経緯や想いなどを伝えるとともに、デートスポットとしてもオススメできる桑名市の魅力的な場所を紹介していきます。
第二弾は恋活婚活オンラインセミナー。
講師は、恋愛のプロであるペアーズコンシェルジュの2人です。
ペアーズを上手く有効的に活用する方法などを伝えていきます。
また、オンラインセミナーに参加した方にはペアーズを利用できるギフトコードのプレゼントも。
第三弾は、恋愛お悩み相談会。
リアルな場所で開催しようということでイオンモール桑名に特設会場を設置し、恋愛のお悩み相談会を開催します。
日頃のちょっとしたお悩みにペアーズコンシェルジュが相談に乗るというイベントで、こちらも参加者にはペアーズのギフトコードがプレゼントされます。
ペアーズでは独身証明書をオプションという形で使うとより安全に利用できることから、今回の連動企画で独身証明書の普及促進も考えているのだそう。
独身証明書と本人確認書を桑名市役所かサテライトオフィスへ持って行くと、ペアーズのギフトコードがプレゼントされます。
株式会社エウレカは「ペアーズ」というマッチングアプリを運営。
登録者数は2,000万人を誇り、実際に恋人を見つけた人は約70万人と実績もあります。
今回の桑名市との協定において、自治体や企業との提携は意思決定者の理解が必要になるので、市長の賛同が大きいと言います。
マッチングアプリが次の成長のステージ、次の普及のステージへ入る一つのきっかけになるのではと、CEOの山本氏はワクワクしている様子でした。
マッチングアプリに馴染みのない方もいると思いますが、過去1年間で結婚した人のうちマッチングアプリで出会った人は約20%。
そのうちペアーズで出会った人は3分の1を占めているのだそう。
マッチングアプリは、出会い・恋愛そして結婚というところまで貢献できるサービスになってきていると言っても過言ではありません。
全国的に人口が減少している中で、桑名市は名古屋のベッドタウンという便利な場所にあるにも関わらず人口減少が進んでおり、子供の生まれる数がどんどん減ってきています。
コロナ禍を機に出生数は減少傾向にあり、同じ割合で減ってきているのが婚姻届の提出数。
出会いたいのに機会がないという人が「出会いたい!」という希望を叶えられる社会にしたいと思い、市で取り組むことが少子化や人口減少対策に繋がると考えたのだそう。
結婚をしたい、出会いたいという人を応援するなら行政単独ではなく、圧倒的に認知度のあるマッチングアプリと手を組むことが一番良いと考え「ペアーズ」との協定に至りました。
利用者数が多いことはもちろん、24時間365日パトロールをしており、安全面においても安心して利用できるのが「ペアーズ」。
男女が出会う場ではさまざまことが起きるので、どのように気をつけたら良いかペアーズコンシェルジュも指導してくださいます。
結婚や出会いを希望する人が希望を叶えられる社会を作り、それが少子化対策へ繋がればと伊藤市長も期待を寄せていました。
桑名市の市民アンケートで、「ペアーズ」の認知度が圧倒的に高かったのは20代。
40代50代の方々からは、「危険ではないか?」「出会い系と何が違うのか」と懸念する声もあったのだそう。
しかし、娘や息子が結婚をせず心配している親御さんからは、桑名市がやることでマッチングアプリを勧められそうだと好感度が高かったといい、意外に高齢の方々からも厚意的な声が多かったようです。
「桑名市の若い男女に出会いの場所を作ってほしいので、桑名でデートをするまでのリアルな展開をしていきたい。」と伊藤市長。
ペアーズで出会った人たちに、まずはナガシマリゾートでデートをしてほしいとのこと。
ナガシマリゾートは年間1,500万人以上の方々が訪れる、桑名市が日本に誇るリゾート地です。
ナガシマスパーランドはジェットコースターの数が国内最大級。
遊園地のほかに海水プールや大きな温泉、アウトレットもあり1日遊べるので、いろいろな趣味嗜好のカップルでも楽しめます。
また、桑名市はハマグリが特産品。
歴史ある街で美味しい食もあり、デートにもピッタリな場所です。
「ペアーズ上で出会った人が桑名で生活していく中で、桑名市としても応援をしていきたい。」と、自身が考える今後の展望を熱く語っていました。
ペアーズで恋人を作るには、いろいろなことを試し自分からどんどん行動をするフットワークの軽さ、そして自分自身を見つめ直すことが必要だとペアーズコンシェルジュからアドバイスもありました。
積極的に行えば自分に合った使い方も見つかり、使いこなせない人もペアーズコンシェルジュがサポートをするので結果が出せるのだそう。
若い世代の気持ちにも寄り添った政策をする桑名市とペアーズの新たな取り組みに期待が高まります。