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アウトドアブランドで多くの人に注目を集めるコールマンは、アウトドアとアートという2つの好奇心を融合した新世代のコラボレーションプロジェクト『COLEMAN ART PROJECT』を立ち上げた。本プロジェクトは「アートを外へ持ち出そう!」をコンセプトに、年に一度、カルチャーを代表するアーティストとコラボしたプロダクトを通じてアウトドアの楽しみ方を広げるコールマンの新しい試みだ。
第1弾となる2023年のコラボアーティストはJUN INOUE(ジュン イノウエ)氏。アメリカのナイキ本社への壁画制作やパリコレクションブランド「MIHARAYASUHIRO」のコレクション舞台をはじめ国内外で活躍されている現代アーティストだ。
今回のコラボで、JUN INOUE氏が本プロジェクトのために描き上げたテキスタイルデザインのアイテム9点を2023年7月7日(金)より限定販売する。それに伴い、都内で発表会が行われた。
キャンプの多様化が進んでいて、ファミリー層だけでなく、若い人のキャンパーも増えた。キャンプ場なども設備が整い、その多様化の流れをくんでいるが、キャンプギアのデザインや色使いは未だに進んでいない。
コールマンのアイテムもアースカラーが多いが、このようにキャンプの多様化が進んでいるのなら、カラフルな色使いのデザインアイテムがあってもいいのではないかという想いも込めてこの新プロジェクトが生まれたとコールマン事業部 最高責任者 中里氏は話した。
アートを見るとインスピレーションの刺激を受けたり、リフレッシュできる。自然の中でいいアート作品に出会えたのなら、相乗効果の癒しやリフレッシュができるのではないか。私たちコールマンは人間が自然に出ていくお手伝いをしている。
それにアートを取り入れて、キャンプに行って更に元気になってくれるようなモノづくりをしていきたいとコールマン事業部 マーケティング・ディレクター 根本氏は言う。
今回、このコラボのためにJUN INOUE氏が描いたのが2つのデザイン。このデザインが描かれたテントやチェア、レジャーシート、スチールクーラーなどの9点が発売される。
黒をベースに描かれたこのデザインは「多様性・共存・知識の共有」をコンセプトに描かれている。「僕らはいろんな生き物と共存して生きている。社会にもいろんな人間がいることで成り立っている。このように、共存しあえる豊かで幸せな世界を描きました」とJUN INOUE氏は語る。
2つ目は白をベースとしたデザインで「色の力、明るさ、幸せ」がコンセプト。「奥さんと出会い、子供が生まれてから僕の人生は白黒から色がついた。子供たちが僕には描けない表現をするのを見て、無邪気でかっこいいとも感じる。
そんな子供たちにインスパイアされて白のキャンバスのカラフルな絵は生まれました」と2つのデザインについて生まれた経緯、想いを教えてくれた。
「僕が思うアートは自然の中。日が昇る前の朝焼け、その空間自体がアートだと感じます。また焚き火の炎の動きも美しいからみんな、見てしまう。そう考えるとアウトドア自体がアートですよね。
今回のコールマンとのコラボレーションを聞いた時、親世代や周りの人も知っている大きなブランドでもあるため、正直、嬉しかったです。そんなコラボなども通して、これからも自然を取り入れ、寄り添ったアート、生き方を提案していきたいです」と最後に語った。
この新プロジェクトを通して、アースカラーが多かったキャンプギアにカラフルな色が入り、アウトドアでも、よりデザインやアートを楽しめる新たな時代がきそうだ。 その他のアイテムなどは特設サイトをチェックしてみてほしい。
https://www.coleman.co.jp/special/artistcollaboration/