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そのコンセプトに基づき、「浅草ビューホテル アネックス 六区」らしいホテルの特徴がいくつかある。先ずは1階にある檜の舞台を併設するレストラン。ここでは浅草芸者の舞など様々な舞台興行が行われ伝統文化が体験できる。
1 階レストラン「ブロードウェイ六区」に併設する「檜舞台」では浅草芸者の舞、無声映 画と活弁士の掛け合い、三味線や琴の邦楽演奏、サイレントフィルムの上映など様々な舞台興行が行われる。
直近、東京浅草組合 芸者衆による公演 開催日:3 月 24 日(金)以降、毎週金曜 21 時開演予定。
宿泊者がワンドリンクオーダーすれば、芸者との記念撮影などコミュニケーションを撮ることができるという。
また、客室・ロビーは和のデザインとなっていて日本人だけでなくインバンドにも喜ばれるつくりだ。「鉄板」でつくるライブ感のある朝食も魅力の1つ。更には宿泊者専用のプレミアムラウンジでは浅草に古くからある浅草銘菓を提供する。
グループホテルでもある近郊にある「浅草ビューホテル」は開業38年。「浅草ビューホテル アネックス 六区」宿泊者は「浅草ビューホテル」のレストランやスイミングプール、駐車場なども利用可能となる。
【和を取り入れた客室】
客室は全部で199室。機能性を重視した「スタンダード」、畳敷きの「モデレート」、小上がりのリビングとビューバスを設けた「デラックス」、浅草・江戸・歌舞伎の世界に身を置く和の文化を味わえる「コンセプト」の4タイプがある。すでにインバンド予約は5割を超えていることもあり和室や和洋室、東京スカイツリーが見える客室も人気が出そうだ。
お風呂にBluetoothがついたスピーカーやテレビ、背もたれに設置されたシャワーなどが設置され、ハイスペックで機能性を重視している点もポイント。また、バリアフリー使用の客室もあり、ご年配の方も安心して利用可能となる。
コンセプト「歌舞伎」
コンセプト「浅草」
コンセプト「江戸」
特にコンセプトルームは部屋の4面にそれぞれのテーマの絵が描かれていて、華やかでユニーク。インバンドだけでなく日本人にもフォトジェニックな部屋として話題を呼びそうだ。絵が描かれたふすまを開けると、窓からは東京スカイツリーの眺望も叶い、たったの3室限定ということもあり、大人気となることだろう。各部屋42.9平米の広さで4人まで宿泊可能となっている。
【管内アートやディスプレイ】
館内の至るところには浅草の歴史を感じられるディスプレイや日本文化を表現したアートが施されている。
2階ロビーにはこのホテルが建つ「浅草六区興業街」を再現したジオラマを展示。小さなミニチュアの街に引き込まれる。
同じくロビーにはかつてこの地にあった映画館の記憶を伝えるように、昭和初期に実際に使用されていたミッチェル投影機が展示されている。
9階10階はプレミアムフロアとなっていて、エレベーターホールには大きな歌舞伎役者の演者絵を現代的に表現したアートが出迎えてくれる。
【プレミアムラウンジ】
プレミアムフロアの宿泊者が使用できるプレミアムラウンジ「FURUMAI-ふるまい-」はホテル最上階にある。明治・大正・昭和初期のキネマ文字のオリジナルアートが飾られ、当時の雰囲気を再現し、レトロ感が漂う。
カウンター席からは浅草の街や東京スカイツリーを望むことができる贅沢なつくりだ。
人気の船和本店のあんこ玉、常盤堂本店の雷おこし、満願堂本店のどらやきなどの浅草銘菓やコーヒー、お茶、ソフトドリンクなどの飲み物と一緒に無料で味わえる。
【朝食】
こだわりの朝食はメインプレート+ビュッフェスタイル。シェフが目の前の鉄板で食材を調理するライブ感が楽しめる。メインプレートは浅草ビューホテル「穂乃華」のパンを使用した「浅草バーガープレート」と「おいものフレンチトースト」、「深川めしの和食膳」、「お好みの玉子料理(4種)」の7つのメニューから選べる。浅草の地元の食材を使用しているのも特徴だ。
ボリュームのある「浅草バーガープレート」は人気の塩パンの生地に浅草のり・浅草万久味噌を練り込み焼き上げている。もちもちのバンズに浅草ベーコンやゴーダチーズ、浅草川村屋の福神漬けが入ったタルタルソースをはさんだ和洋を上手に組み合わせたオリジナルバーガーとなっている。
浅草らしい和朝食として「深川めしの和食膳」も注目だ。「炊きたてのせいろにはたっぷりのあさりと出汁で炊き上げた下町の漁師めしを再現した深川めし。地元の万久味噌を使った香り高いお味噌汁など浅草の老舗の味を使用している。
浅草はインバンドだけでなく日本人にも人気の観光地。そんな中心地に浅草をより感じられ、体験もできるホテルが新たにオープンするということで、これから話題となり、人気になりそうだ。浅草観光の拠点としても、とても便利なのでぜひ滞在してみてほしい。