- 週間ランキング
そんな独特の食肉文化を持つ岡山県津山の自慢の牛肉・干し肉料理が楽しめる「岡山県 津山の干し肉フェア」が2023年3月1日〜14日まで「とっとり・おかやま新橋館」で開催されていて次に紹介する津山の肉料理が実際に食べられる。
■津山ホルモンうどん 1,400円
2011年のB-1グランプリでシルバーグランプリを獲得し全国でも愛されている津山の名物肉料理。市内50店舗以上の鉄板焼店、焼肉店で提供されているご当地グルメで中には50年以上前から提供しているお店もあるほど。鉄板でミックス牛ホルモンに玉ねぎや長ネギ、うどんを加えて味噌や醤油ベースの秘伝のタレを絡めた焼きうどんだ。甘じょっぱい濃厚うどんにジューシーなホルモンが加わり止まらない美味しさのB級グルメ。
■干し肉 1,100円
牛肉を細長く棒状に切り、塩を揉み込んだ後、乾燥させて保存し、火で炙って食べられていた郷土の歴史ある保存食。現在では酒のおつまみや津山を代表する土産、贈答品にもなっている。主にもも肉が使用され、脂身も少なく、噛めば噛むほどに肉の旨味が広がる。ジャーキーと違って、程よい柔らかさも特徴で地元では七味やマヨネーズをつけて食べることもあるそう。■牛肉の煮こごり 700円
牛のすじ肉・アキレス・テールといった部位とネギをとろ火で何時間も煮込み、スープ状になったものを冷やしてかたまらせたコラーゲンたっぷりの肉料理。プルプル食感でしっかりとしたお肉の旨味が広がりお酒にも合う。
■ヨメナカセ 1,000円
津山地域での牛の心臓の大動脈の呼び名で一般的には「ハツモト」と呼ばれている部位。1頭で100gくらいしか取れない希少部位になっている。塩・コショウまたはしょうゆで味付けされていて、味は比較的、淡白だがコリコリとした食感と共にこちらもお酒に合う1品。■牛そずり鍋 1,400円
そずりとは削るという意味の方言。牛の骨からそずり落とした肉とごぼうやニラ、豆腐などの具材と一緒に醤油ベースの甘辛な鍋だしでとろとろに煮込んでいる鍋料理。透明なスープだが、しっかりと肉の出汁の旨味が凝縮されていてスープが美味しい。骨周りの肉のため肉には歯応えがあるが、この肉出汁で野菜も美味しく食べられる鍋だ。また最後はやきそばの麺を入れて食べるのが津山スタイル。
「岡山県 津山の干し肉フェア」
https://www.torioka.com/hoshinikufair/
岡山県津山市の見所としては津山城がある。また「日本桜名所100選」にも選ばれいて、これからの季節、桜祭りなどで賑わう。
城東地区は平成25年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、近年では古民家を改装したカフェや食事処、宿泊施設などの魅力的なスポットも増えている。
城西浪漫館などがある城西地区は令和2年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、津山市は県内で初めて2ヶ所の重伝建地区を持つ自治体になった。
他にも四季折々の自然や国内に現存する中で2番目の規模を持つ「津山まなびの鉄道館」もあり国内外の人々を魅了している。
このように岡山県 津山では自然やグルメを楽しめる観光スポットになっている。東京近郊にお住まいの方はまずは東京で岡山県 津山の肉文化の味を楽しんでみてはいかがだろうか。