皆さんはお酒に音楽を聴かせて仕込む方法があるということをご存じでしたか?お酒が音楽を聴いて美味しくなっていくなんて、なんともロマンチックな仕込み方ですよね。

今回、創業60周年を迎えた株式会社オーディオテクニカは、新たな企業メッセージ「もっと、アナログになっていく。」の元、一年を通して様々なアナログの魅力を訴求するコンテンツを展開。

その一環として、「音楽仕込み」で知られる田苑酒造、ラジオ局J-WAVEとのコラボの元、藤井フミヤさんやバンド・Nulbarich(ナルバリッチ)などの楽曲を聴かせた音楽仕込み焼酎「ANALOG SPIRITS」を製造しました。

ANALOG SPIRITS

「ANALOG SPIRITS」は、オーディオテクニカの「アナログ思想のモノづくり」に共感した、田苑酒造、J-WAVE、ミュージシャンとの融合によって実現したオーディテクニカ創業60周年記念プロジェクト。

「最高の”音”にこだわるオーディオテクニカ」、「格別な味わいの焼酎を追い求める田苑酒造」、「音楽をこよなく愛するミュージシャンとJ-WAVE」という三者が、音楽を聴かせることで焼酎の味を変化させる「音楽仕込み」に挑戦しています。

「音楽仕込み」とは、トランスデューサという特殊なスピーカーによって、音楽の信号を振動に変換して伝え、振動によって酵母を活性化させる手法で、田苑酒造が1990年より実施。音楽の刺激によって発酵を促し、貯蔵時に熟成の効果を高めることで、まろやかさが特長の風味となります。

仕込みのための音楽を担当したのは、今年 60 歳を迎え、オーディオテクニカと同じ歳でもある藤井フミヤさん、独自のスタイルから生まれるグルーヴィーな音楽を作り続けているバンド・Nulbarich、さらに海外アーティストの名曲プレイリストも使用。

本プロジェクトのために選んだ楽曲を、オーディオテクニカのマイクロホン AT5047、ヘッドホン ATH-M50x を使用して新たにスタジオ録音。その音源を使い、田苑酒造が音楽仕込み焼酎「ANALOG SPIRITS」を開発しました。

スペシャルムービーも公開

今回は「ANALOG SPIRITS」が出来上がっていく過程約250日を映像に収めたスペシャルムービー「A Story of ANALOG SPIRITS」も公開。藤井フミヤさんなど参加者によるアナログへの想いや、プロジェクトへの期待などが語られており、田苑酒造による音楽によって味の違いが出る理由の解説なども収録されています。

[https://youtu.be/Ipkq5RW9nN0]

ANALOG SPIRITS製品概要

「ANALOG SPIRITS」は3つのテイストで展開。いずれも原材料はさつまいも(鹿児島県産)、米麹(国産米)。アルコール分は25度、内容量は500 mlとなっています。

・VIBRATIONS(バイブレーションズ)

こちらは海外アーティスト陣の名曲20曲のプレイリストを音楽仕込みに使用。バニラのような香りにコクのあるクラシックな味わいとなっています。

・AUTHENTICITY(オーセンティシティー)

Nulbarichの楽曲「STEP IT」「Spread butter on my bread」を音楽仕込みに使用。思わずステップを踏むような波打つフルーティさ、ハチミツのように甘い香りが特徴です。

・ANALOG LOVE(アナログ ラブ)

藤井フミヤさんの楽曲「TRUE LOVE」「Another Orion」「水色と空色」を使用。華やかで軽快な香り、ファルセットのように甘く切れの良い味わいが特徴です。

 

「ANALOG SPIRITS」は田苑酒造公式通販サイトで販売となっています。気になる方はチェックしてみてください。

田苑酒造公式通販サイト:

https://shop.denen-shuzo.co.jp/view/page/audio-technica-collaboration

 

情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 オーディオテクニカ60周年記念・音楽仕込み焼酎「ANALOG SPIRITS」が誕生。藤井フミヤ、Nulbarichらの楽曲で熟成