TCHという上下の歯が接触することで生じる様々な症状をケアするセミナーを、院内出張やオンラインで実施している国際TCHケアオフィス株式会社の代表取締役社長 川田梨菜さんは、「イリナチュラル」というオリジナルブランドを立ち上げ、無添加にこだわった「オーラルマッサージジェル」の製造販売を行っている。今回は、このジェル製品の話しを聞いた。

この製品は口腔内ケアジェルで、乾燥対策として口の中に塗ったり、塗りながらマッサージを行ったり、歯磨きジェルとして使ったりすることで、虫歯予防、口臭予防、歯石除去、歯石沈着予防、ほうれい線や顔のたるみ対策、顎関節症や開口障害ケアなどができる。無添加処方で天然由来成分を使用しており、爽やかなミントの香りが広がるのが特徴だ。香りは香料ではなく、天然成分のスペアミント油、ハッカ油を使用。伸ばしやすいジェルタイプで、毎日簡単にケアができる。

川田さんは、この製品を作ったきっかけについて、自身の施術がしやすくなるよう、口の中を潤すためだったと話した。食いしばりがある人は、唾液腺が張ることで唾液が出にくくなるため、口の中が乾燥しやすく、施術中に指が動かしにくいという。他社メーカーのマッサージジェルはあったが、添加物などの悪い成分が気になったそうだ。

口の中の粘膜は皮膚の24倍もの吸収力があるため、より身体に悪影響が及ぶという。良いと思うものがなかったため、自分で作った。このオーラルマッサージジェルには香料などの添加物を使っておらず、歯磨き粉としても使えるものの研磨剤や界面活性剤も入っていないそうだ。

口の中が乾燥すると、ウイルスが繁殖しやすいため、乾燥対策にもおすすめだそうだ。現に、シューグレン症候群というドライマウスやドライアイの症状が出る病気の人に愛用してもらっているそうだ。現在、ネット上か、歯科医院で購入できる。歯科医院で見かけたらぜひ手に取ってほしいと川田さんは述べた。

ちなみに「イリナナチュラル」のブランド名は、先日、入籍したという川田さんの新姓からきている。旦那さんが中国籍であるため、「韋(イ)」が姓で、「韋梨菜(イリナ)」が川田さんの名前になる。その「イリナ」と“ナチュラルな成分”という意味の「ナチュラル」とかけて、「イリナチュラル」となった。旦那さんとは10年ほどお付き合いしているそうで、プロポーズは3~4年前に受けていたが、国籍について調査していたため入籍時期が延びたそうだ。本製品を作っていたときもすでに入籍の話が出ていたので、ここまで延びるとは思っていなかったと話した。

情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 オリジナルブランド「イリナチュラル」の「オーラルマッサージジェル」とは?