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クラウドサービスが流行る前からこのようなサービスを行っていた株式会社コムデザインにとって、今後のクラウドサービスのあり方について伺うと、今の当社で行っている「CXaaS」というアプローチも一つであると言う。機材を導入しているなど、トラブルがあった時にお客様のところに実際に行かないといけないサービスだと多大なコストがかかってしまう。
しかし、クラウドだと目の前のサーバーでお客様のトラブル状況などを把握できるためサービス提供サイドとしては効率よく、提供しやすい利点がある。
そしてクラウドサービスベンダーはもう少しお客様に寄り添う形でサービス提供を目指すのがいい。お客様の声を聞いて、モノを提供できる環境をそれぞれが目指していけば、効率も上がり、お客様の満足度が上がる。これが、豊なIT環境が整うことに繋がるのだ。このように、できればクラウドサービス全体がその方向に向かえばいいと思っていると寺尾憲二氏は話す。
また、コールセンターというのはAIとの親和性はとても高い。そのため現在、当社のサービスを利用している企業には、既にある他者のAIサービス、例えば感情解析や音声認識などをクラウド上で連携できる環境を提供するよう、技術的に動いていると教えてくれた。これによりコールセンターが新しいAIサービスを使いたいという時に初期投資なしに提供できるメリットがあると言う。 クラウドサービスの未来はより大きな可能性を秘めていそうだ。