- 週間ランキング
現在、東京都墨田区がスタートアップにまつわる悩みを持つ方々をサポートする「サブス区」というプロジェクトを行っているのをご存じでしょうか。今回は「サブス区」プロジェクトの第3弾として、小学生の「夢とアイディア」を形にする企業・協力者を募集しています。
「サブス区」とは、「事業アイディアはあるのに、製品がつくれない」、「人のつながりが欲しいけど、東京の人は冷たそう…」といった、スタートアップに関する悩みを持つ方々と、墨田区の地元企業や住民の方々、経営サポートサービスの接点を生み出すサービス。墨田区で創業、または区外から墨田区へ移転・移住するだけで受け放題になるスタートアップを志す方を応援する人情サービスです。
墨田区「サブス区」プロジェクト公式サイト:https://subs-ku.jp/
そして、プロジェクトの一環として、夢を持つ小学生が区内の町工場や経営者、起業を目指す学生たちと協力しながら、夢をカタチにすることに挑戦する「サブス区 小学生スタートアッププロジェクト 2021」も実施。このプロジェクトでは5 人の小学生がそれぞれの夢をスタートアップすることに挑戦。この度、「夢とアイディア」をカタチにしてくれる企業・協力者を募集することとなりました。
事業化に取り組んだのは、下記5つのプロジェクト。
1、マンガで宇宙食を見て「お母さんの味で食べられたら」と発案した『お母さんの味を宇宙食に。』
2、墨田区の職人の手を借りながらオルゴール制作に挑戦した『オルゴールの魅力を広げる。』
3、親に怒られずにゲームを楽しめる方法を追求した『ゲームで墨田のまちをつくる。』
4、放課後や長期休みの遊び場が無いという共働き家庭の問題に取り組んだ『小学生の居場所をつくる。』
5、文字/数字の形を用いて独自の世界を生み出した『自作の文字でものづくり。』
「サブス区」では継続企画として、上記1、2、4のプロジェクトについて、「夢とアイディア」を形にする協力者を募集します。
・十都 詩織(とそ しおり)さん(墨田区立押上小学校 4 年生)プロジェクト名:『お母さんの味を宇宙食に。』
こちらは、宇宙でも家庭の味を楽しめるような宇宙食を開発したいというプロジェクト。十都さんは以下のようにコメント。
「きっかけは、宇宙漫画を読んで、宇宙にあこがれを抱いたこと。宇宙に行くのは難しいけど、何かで関わってみたい。目をつけたのは宇宙食。宇宙飛行士だって、お母さんの味が恋しくなるはず。そう考えて、まずは自分の大好物『おばあちゃんのロールキャベツ』を宇宙食化することに挑戦しました。」
[https://youtu.be/DLo66c41iEw]
・奥村 海璃(おくむら かいり)さん(墨田区立緑小学校 5 年生)プロジェクト名:『オルゴールの魅力を広げる。』
こちらは、「オルゴールといえば墨田区」とイメージできるまちにしたいというプロジェクト。奥村さんは以下のようにコメント。
「大好きなオルゴールの音色。その魅力をみんなに知ってほしいから、オリジナルのオルゴールをつくって販売することを決意。ものづくりのまち墨田区の職人たちの手を借りながら、世界にひとつだけのオルゴールをつくり、販売することに、挑戦しました。」
・小山 創楽(こやま そら)さん (墨田区立言問小学校 4 年生) プロジェクト名:『小学生の居場所をつくる。』
こちらは、高学年の小学生たちが、親がいなくても自由に楽しめる場所や仕組みをつくるというプロジェクト。小山さんは以下のようにコメント。
「放課後と、長期休みの平日は、退屈な時間。両親が共働きで家には誰もいないし、学童は低学年向けで楽しめない。友達の家も、親がいなければ遊びに行くことが禁止されている。もっと小学生を全力で楽しみたいのに、それができない。スタートアップへの挑戦は、そんな切実な理由からでした。」
「サブス区 小学生スタートアッププロジェクト」では、これらのアイディアを事業として引き継いでくれる方を募集しています。興味がある方は、以下より墨田区サブス区係へご連絡ください。
SUB@city.sumida.lg.jp
「サブス区 小学生スタートアッププロジェクト」の詳細は以下のページより。
https://subs-ku.jp/ssu2021/