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今回お話しを伺ったのは医療コンサルティング事業やプロダクトの販売、情報サービスを行っている株式会社ドクターイーストの代表取締役 大高明さん。現在の事業についてや今の40代・50代の男性がもっと輝ける社会にしていきたいという想いについて聞いた。
以前のお仕事と現在の業務内容を教えてください。
「以前は医療コンサルティングとしてクリニックの集客をメインとしたコンサルティングを行っておりました。メインでコンサルティングしていたのが男性のAGA、EDのクリニックで顧客は40代、50代の男性。その中で先生方や患者様と話す機会もあり、日頃の生活の中でクリニックだけだと解決できない悩みがあるということを知り、来院しない人にも届くサービスを提供したいと考えた時にプロダクト事業があってもいいのではないかと思いました。現在は株式会社ドクターイーストを立ち上げてプロダクトの販売を強化しています。コロナの状況もあり、クリニックの来院や商品の購入方法も多様化する中で、クリニックのオンライン診療の拡充や、スカルプシャンプーやサプリなどの販売、トレーニング用の製品の販売などを行っております。」
大高氏は株式会社ドクターイーストの代表取締役に就任する以前、元は高級クリ二ック経営やスカルプシャンプーの販売など様々な医療事業を行っているグループ会社で社員として働いていた。グループ内には低価格のAGA、ED関連サービスなどを提供する部門があり、低価格を主流とするその事業は主力事業ではなかったものの、顧客のニーズも上がり拡張していく方針が2年ほど前に決まった。その際に誰がその事業の中心になるかという話になり、部内の若手にと大高氏は思っていたものの、会社からの要請もあり代表取締役に就任することとなったと言う。
「株式会社ドクターイーストはメンバー3人から始まり、1からつくりあげるものでもあったので覚悟と勇気が必要でした。ただ、もう一度、このような大きなことにチャレンジできるのはありがたいと思い1からスタートし、半年後には商品も発売するなどあっという間に2年が過ぎました。がむしゃらに走り続けた結果、初年度出した商品も想定以上に売上をのばすことができました。」
行動力とアイディアと実現するスピードはチームワークと人との縁で成り立っていると実感し感謝していると大高氏は話す。
今後の目標とビジョン
大高氏は45歳。今の40代・50代の男性がもっと輝ける社会にしていきたいという想いがある。「一昔前だとその年代は定年に向けてどうするのか、30歳を過ぎると転職は難しいと言われるような時代でしたが、今では40代での転職も当たり前と言われる世の中になってきていますよね。そんな中、40代〜50代の方も、もっと活動的であってほしいと考えています。ただ、クリニックにいらっしゃる患者様などを見ていると疲弊している方もいれば、活力のある方もいます。
日本が元気になるには社会でボリュームもあるこの年代が活力を持てばさらに元気になるのではないかと思っています。そして自分が感じたように、そろそろ若手に譲るという考えを持っている方がいたら、その考えを捨てていろいろと挑戦し活躍して欲しい、人生や仕事を楽しんで欲しいです。」
過去を振り返ると、大高氏自身の30代後半から40代に入った時は自分に自信もなく、仕事に対して疲れていたと話す。ただ様々な人と関わり、新しい仕事を任されたりしてこのままではいけないと思い、このような想いに変化していった。自分も少しずつ変化し、これからまだまだ新しいことを生み出して世の中を変えていこうと今が一番強く思えていると言う。現在の事業をスタートする前では、仕事で評価や失敗を気にして、上手く渡り歩いていきたいという時期もあったが、このような責任ある立場を任された時に、失敗したら自分が責任を取ればいいと開き直れたと話す。それが逆に楽しくなり、自分が変われたと言う。自分たちが楽しくないと患者様や商品を購入したお客様にも良いイメージが伝わらないと思っているので楽しく仕事をしたい。そして40代、50代の方も元気でアクティブな人生を歩んで欲しいと言う。今後も株式会社ドクターイーストの商品を使って生き生きと過ごしてくれたら嬉しいと話してくれた。