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コロナ禍でも安心してデートを楽しむサポートをしたいという想いからパーテーションの問題に着目し、開発を進めたのだそう。
感染症対策に適した高さで横幅も飛沫を防げる幅になっていると感染症対策の観点から説明する のは、株式会社ビーテックインターナショナル顧問 感染症対策専任アドバイザーである榮留富美子氏。
パーテーションには左右に3cmの隙間があるが、隙間付近の飛沫量はこの横幅だと少なくなり、 隙間を飛び越えても反射板で防げると見解を述べた。
日本音響研究所の所長である鈴木創氏は、一般的なパーテーションだと通しづらい1,000Hz以上 の周波数帯が3cmの隙間を開け反射板を置くことで届きやすくなると語る。
声を張って話さなくても良くなり、円滑なコミュニケーションにも繋がると期待を寄せていた。
『HAL YAMASHITA東京』のオーナーシェフ山下春幸氏は、味だけではなく安全性で飲食店が選 ばれるようになってきた現状で、安全性を保ちながらもできるだけコロナ前と変わらない日常づ くりを提供していきたいと今回のプロジェクトに参画した。
自身の店舗でも感染症対策を徹底しておりパーテーションも使っていたが、やはり話しづらさや聞こえにくさから外して欲しいと言ってくるお客様もいたいう。 今回のパーテーションを実際使用してみたところ、声もよく聞こえ感染症対策と両立できて良 かったと話す。 新しいものをどんどん取り入れ、それが反映されデフォルトとなり業界の活性化へ繋がればと、 飲食業界の活性化へ全力で取り組む姿勢が伺えた。
「声が届きやすい 距離が縮まるパーテーション」は、2021年12月1日より「NADABAN by HAL YAMASHITA」と「HangOut HangOver 渋谷店」に設置される。 また、設置店舗の募集が食べログを通じて行われ、順次全国へ拡大していく予定だ。 感染症対策をしつつ不便さを感じないパーテーションがある飲食店を、ビジネスやプライベートで利用してみてはいかがだろうか。