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この結果について、印象評論家の美有姫(重田みゆき)先生は、「唇は顔の中でも印象を与えやすいパーツで、年齢を重ねると色味が薄くなる傾向にあります。暖色系の色味を載せるだけで、血色がよく見え、若々しいイメージに繋がります。色味を載せると自分の気持ちを上げることもできるので、試してみてください」と解説しています。
続けて、色付きリップをつけていない写真(P)と、つけている写真(Q)のそれぞれの印象について質問。「若々しい」と回答した人は、(P)が37.3%、(Q)が63.0%となり、色付きリップをつけている写真の方が25.7ポイント高いことが分かりました。「血色が良い」と回答した人は、それぞれ22.3%、69.7%と、色付きリップをつけている写真の方が47.4ポイントも高いという結果になっています。
また、コロナ禍前後の変化について聞いたところ、約6割(59.5%)が「ほうれい線が気になるようになった」と回答。マスク生活で表情筋を使う機会が減ったこともあって「老け顔」が気になっている人が増えているようです。
さらに、コロナ禍での唇に対する意識を聞いたところ、約7割(66.0%)が「マスクをつけていると、唇のケアをおろそかにしてしまう」と答えました。一方で「(長期的に見て)唇をケアすべきだと思う」が87.5%、「唇をケアしている」が44.2%にのぼっており、唇をケアすべきだと思いながらもマスク生活によってそれがおろそかになっている人が少なくない状況がうかがえます。
この結果を受けて、美有姫先生は「実はマスクを外すとき、口元が注目されやすくなります。意識調査でも『マスクを取った時に、相手の顔を確認してしまう人が約7割(69.0%)』という結果が出ています」と指摘。マスク姿が当たり前になった今の時期こそ、外した時の口元の印象が強くなるため、唇ケアが重要だと解説しています。
具体的なケアとして、美有姫先生は「色つきリップ」などの活用を提案。その理由として「年齢を重ね、顔の印象が老けてきたと気になる方は、意識的に暖色系の色味をプラスすることで、活気がある・元気な若々しい印象を与えることのできるのでオススメです」と指摘しています。
また、美有姫先生は「日本人はアゴを下にさげて話す“アゴしゃべり”をする傾向にあります」と指摘。アゴしゃべりはアゴを動かすだけで話す方法のため、マスクをしていると目元の表情が現れにくく、暗い印象になってしまうそうです。
欧米人に多い“頬しゃべり”をすると口角が上がり、マスクをしていても表情豊かな印象になるとのこと。美有姫先生は、頬しゃべりに移行するためのトレーニングを紹介してくれました。
<“頬しゃべり”の練習法 >
「い・えトレーニング」
・1.アゴの下に手の平を当てて、アゴが動かないように固定
・2.アゴを下げずに頬骨筋周辺をアップさせ、「い」「え」を交互に発声。
※1日30回程度繰り返します
マスク生活が続いている時期だからこそ、見た目年齢・老け顔対策にも効果的な色付きリップなどを使用した唇ケアを頑張ってみるのもいいかもしれません。