映画『バッド・ルーテナント:トウキョウ』リヴ・モーガン来日インタビュー 「三池監督が思うミーガンを体現できたような気がします」
三池崇史監督がハリウッドで今最も勢いのある新進気鋭のスタジオNEONと組み、『クローズZERO』で共闘した主演の小栗旬やハリウッドのトップ女優リリー・ジェームズを迎え、東京のダークサイドを世界基準の映像美で炙り出す映画、『バッド・ルーテナント:トウキョウ』が公開に!
この超攻撃型プロジェクトに、アメリカ女子プロレス界トップクラスのスター、リヴ・モーガンさんが参戦。父は次期アメリカ大統領候補で、「スシの研究」という名目で半年ほど前に来日するも、ある日突如失踪してしまうミーガン・ラヴゼイ役を好演しています。
来日したリヴ・モーガンさんにお話を聞きました!
●映画『バッド・ルーテナント:トウキョウ』ですが、出演が決まった時はいかがでしたか?
もちろんストーリーにも惹かれましたが、バイオレンスな要素やミーガンという役柄にも惹かれました。ただ、自分がこれまでやってきたこととはまったく違うものだったので、「自分にできるのかな」という不安がまず一番にありました。
●ミーガンというキャラクターは、どのように演じたのでしょうか?
まず共通点を見いだしました。ミーガンはかなり誤解されている人物ですし、わたし自身も見た目だけで判断されることがあります。そういう意味で、誤解されやすいというところが、まず共通していると思いました。
●具体的には、どのようなことで誤解されるのですか?
わたしは金髪で青い目をしていて、小柄なので、パッと見の印象から「これまでの人生を楽に生きてきたんじゃないか」と思われがちなんです。でも、実際はそんなことはなくて、けっこう大変なこともありました。ミーガンも裕福で恵まれた環境にいますが、周囲から誤解されている部分があるんじゃないかと思いました。
●そうした共通点が、ミーガンへの親近感につながったのですね。
そうですね。親近感を覚えたので、これなら演じられると思いました。しっかり準備をしてベストを尽くそう、ポジティブに考えようと、自分で自分を励ますようにしていました。
●本作には、リリー・ジェームズさんや小栗旬さん、三池崇史監督など錚々たるメンバーが参加する国際的なプロジェクトですよね。
最初は信じられませんでした。出演が決まったときは、本当にラッキーだと思いましたね。小栗さん、リリーさん、三池監督と、経験豊富な方々がそろっているなか、わたしはWWEのリヴ・モーガンなので、彼らと同じレベルには到底及ばないという気持ちがありました。自分にこの役を誠実にやり遂げられるのか、不安もありましたけど、とにかくベストを尽くそうと思いました。
●普段はWWEのリングの上に立たれているかと思いますが、リング上とカメラの前では、緊張の度合いも違いますか?
緊張感はまったく違います。WWEはライブなので、チャンスは一度きりなんです。きちんとやらなくちゃいけないという緊張感がものすごくあります。カメラの前では何度もやり直せるという安心感がある一方で、やりすぎてしまうんじゃないかという心配もありました。
そういう意味では、三池監督が助けてくれましたし、自信も持たせてくれました。いろいろなフィードバックもいただいて、監督が思い描くミーガンを体現できたような気がします。でも、けっこうテイクを重ねてしまいました(苦笑)。
●今回の経験を経て、今後も俳優としての活動を続けていきたいですか?
これからも機会があれば、ぜひやっていきたいです。いろいろなことを学びたいと思っていますし、可能性に対してとてもオープンでいます。ただ、わたしにとってはWWEが一番なので、スケジュールが合えば、という感じです。
●最後に、日本のファンや映画を楽しみにしている方々へ、メッセージをお願いします!
ファンのみなさんには、まず「今まで見たことのないわたしが見られますよ」と伝えたいです(笑)。
この映画は、とにかく恐怖を感じる場面もあれば、クスッと笑えるところもあります。最高です!
●今日はありがとうございました!
■公式サイト:https://blt-movie.jp/ [リンク]
■ストーリー
新宿・歌舞伎町で生きる刑事・矢吹恭二(小栗旬)は、ドラッグやギャンブルに溺れ、ヤクザから命を狙われるうえ、相棒殺しの噂まである悪徳刑事。借金取りに追われる日々の中、ヤクザを狙った連続猟奇殺人事件が発生し、捜査を進める矢吹は容疑者として石塚満(間宮祥太朗)を特定する。
そこへ、行方不明になった次期アメリカ大統領の娘を捜すため、FBI捜査官グエン(リリー・ジェームズ)が来日。矢吹は彼女とタッグを組むことに。歌舞伎町で起こる連続殺人事件と、グエンが追う失踪事件。一見無関係に思えた二つの事件は、やがて東京の裏社会に潜む闇の中で複雑に絡み合い、正義と悪の境界を揺るがしていく……。
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(執筆者: ときたたかし)