テレカ1枚200万円越えも!! 海外の日本レトロブームがやばい! あなたのそのゴミ、実は超お宝かも?
「実家の引き出しから子供の時に漫画の懸賞で当てたテレホンカードが出てきた」
「昔はテレカブームでコレクションしてたけど、今はなんの価値もないゴミだよね」
そう思う人も多いのではないでしょうか?
テレホンカードなんて今はほとんど使い道のない「過去の遺物」です。
事実、若い人たちは見たことない・知らないって人も多いのではないでしょうか。
しかし最近、テレカコレクターの友人から「今テレカがアツイ!!!!!!!!!」と聞きました。
どうも世界的に日本のテレホンカード人気が急上昇しているようなのです。
漫画・アニメ系テレカの落札価格が急騰
テレカコレクターの友人から、「ここ数か月、ヤフオクで一部のアニメ・漫画系のテレホンカードや図書カード(プリペイドカード)の落札価格が凄まじく急騰してる」と教えてもらいました。
「もう使い道はほぼないけど、まぁ記念品だし思い出もあるからな……」と何となく取っておいたような1枚が、思わぬ価格で落札されるケースが出ているのです。
例えば、
■過去相場15,000円の『ONE PIECE』連載第1話カラー扉絵イラストのテレカが100件の入札を集めて556,555円で落札
■過去相場40,000円の『ジョジョの奇妙な冒険』20周年記念ジョースター家&ツェペリ家ポスター絵柄の図書カードが350,000円即決で落札
■ドラゴンボール孫悟空のテレカが43件の入札を集めて、なんと2,00,1000円で落札
されています。
| 作品・絵柄 | 種類 | 過去の相場 | 入札数 | 落札価格 | 落札日・備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| ONE PIECE 連載第1話カラー扉絵イラスト | テレカ | 15,000円 | 100件 | 556,555円 | 2026年6月29日落札 |
| ジョジョの奇妙な冒険 20周年記念ジョースター家&ツェペリ家ポスター絵柄 | 図書カード | 40,000円 | 即決 | 350,000円 | 2026年6月7日落札 |
| ドラゴンボール 子ども孫悟空絵柄 | テレカ | 不明 | 43件 | 2,001,000円 | 2026年4月26日落札 |
1枚200万円超えはテレカ史上最高価格と言われており、テレカ文化がすっかり廃れたこの時代に最高額更新するとはまさに異常事態なのです!
そして抽選プレゼント品のように数が限られている希少品だけでなく、一般販売品や全員プレゼント品など、大量に発行されたカードの相場も急騰しています。
例えば、これまで相場が800円から1,500円だった『新世紀エヴァンゲリオン』少年エース全プレ碇シンジ絵柄図書カードは、20,000円から45,000円ほどで取り引きされたりしてます。
なぜ、今さらテレカが人気に? 海外の日本レトロブームがやばい!
デジタル移行によって二度と作られない1990年代から2000年代の、いわゆる「当時もの」と呼ばれるアニメカルチャーは、いま世界中から注目を集めています。
実際にサザビーズやヘリテージ・オークションズなどの世界的なオークションでは、セル画や当時の雑誌、レトログッズが高騰を続けています。
その結果、地続きのカルチャーとしてアニメ・漫画テレカにもその波が飛び火し、海外勢からコレクターズアイテムとして評価が活性化したのです。
また、「ポケモンカード」や「遊戯王カード」に代表されるトレーディングカード投資バブルとも連動しています。
「世界的なレトロアニメバブル」と「カード投資」が融合し、テレカは磁気穴の有無で最高コンディションである「未使用」状態が客観的に判別できるため、状態を重視する海外投資家にとって魅力的な収集アイテムとなりました。
こうした背景から、海外のコレクターや投資家が購入代行サービスを通じてヤフオクに参入してきており、その結果、一部のアニメ・漫画テレカの人気が跳ね上がっているのです。
今やテレカは「手のひらサイズのコンパクトな現代アート」へと変貌を遂げたのです。
※雑誌などの懸賞・キャンペーン当選品には、転売・譲渡を禁止する条件が付されている場合があります。
世間で無価値とされ雑に扱われているテレカが、本来はどれほど大切にされるべき存在なのかを説明するために落札価格を書いておりますが、決してオークション出品や転売を推奨するものではありません。
友人も「テレカは海外にもある。でも、日本の印刷技術は凄まじく、テレカや図書カード自体が『作品』として成立する。アニメや漫画が印刷されたカードは、日本の技術と芸術を掛け合わせたまさに『日本ならではの、ものづくり精神の結晶』だ。だからいくら高額になろうが絶対に売る気はない。無暗に海外に流出させていいとは思っていない。大切に保管し続ける。」と言っていました。
友人のテレカ・図書カードコレクション
友人のテレカ・図書カードコレクションを見せてもらいました。
これは美しい。
描かれているイラストが素晴らしすぎるのは言うまでもなく、それを忠実に再現する日本の印刷技術もヤバい。
繊細な表現力や精密な色再現が本当に素晴らしい。
▲『ご注文はうさぎですか?』のイラストはどれも化け物レベルで美しいけど、特にこれは可愛い美しい
▲まんがタイムきらら系の図書カードは本当に芸術だと思います。この原作者の繊細なタッチや美麗なカラーの風合いを忠実に再現する上品なマットな質感と、イラストの世界観を立体的に表現する箔押し加工の凹凸感とかマジヤバい。マジ綺麗すぎ。もう、もはや小さな美術館。
そして片手に収まるコンパクトなサイズ感もミニチュアのような可愛さがあってとても愛おしい。
小さくて薄くて儚いのに、プラスチックカードだから劣化しづらく丈夫というギャップも良い。
そして何よりもこの長方形が良いんだよね。
人間が最も美しいと感じる黄金比(約1:1.618)に近い比率で作られていて、いつまでも愛でていたくなる。黄金長方形パワー!
これは確かに集めたくなる。
という訳で、テレカや図書カードの魅力・美しさを伝えるべく、友人のコレクションの一部を紹介します!
今回は唯一無二の世界観と、ため息が出るほど美しいデザインや色彩で魔力的な魅力を放っている、『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 STEEL BALL RUN』、『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』、『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の図書カードを見ていきます!
ジョジョの奇妙な冒険 Part7 STEEL BALL RUN 図書カード
▲スティール・ボール・ラン15巻表紙絵柄
▲スティール・ボール・ラン19巻表紙絵柄
▲この構図! この色使い!! カッコよすぎる!!!! マジ天才!!! サイコー!!!!!
▲ウルトラジャンプ50名抽プレ
▲ウルトラジャンプ2011年5月号表紙&完走記念ポスター絵柄
この絵柄もマジカッコイイィィ!!! ジョニィクソイケメン!!!!!
ディエゴ……記憶消して23巻のあのシーンをもう一回見たい。あれは鳥肌。
ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン 図書カード
▲ジョジョリオン連載開始記念100名プレゼントのもの
▲ウルトラジャンプ70名抽プレ
掲載時のイラストとは背景が違うけど、こっちのポップアート調の背景のほうが断然イイッ
!!!!!
▲ウルトラジャンプ30名抽プレ
なお、これ以降は従来の磁気式図書カードではなく「図書カードNEXT」に移行し、「図書カードNEXTは左下にある半円形の切れ込みがなくなり、デザイン上の魅力がなくなったことと、有効期限が切れたらただのカードになってしまうという点で、全く興味をそそられなくなってしまった」から集めていないとのこと。う~ん、フェチズム!!
岸辺露伴 ルーヴルへ行く 図書カード
▲当選通知書まで岸部露伴してて凝ってる。素敵。
周年記念図書カード
▲これは冒頭で紹介した350,000円で即決された20周年記念ジョースター家&ツェペリ家ポスター絵柄の図書カードと同じもの……!!
▲台紙もめちゃくちゃ凝っててカッコいい
▲ジョジョ25周年記念図書カード
どうもジョジョ第6部のプリペイドカードは存在しないらしい。なので空条徐倫が描かれている周年記念図書カードは貴重だし、特にカラーの徐倫が描かれた20周年記念図書カードは超希少!!!!!!!!
個人的に6部は1位、2位を争うぐらい好きな部なので、この時期のカードが存在しないと知ってショックです (´・ω・`)
6部単行本3巻や17巻の表紙イラストとか極まりすぎてて訳わかんないぐらい好きだから、テレカとか図書カードになってて欲しかった。
今回色々なカードを手に取り実際に見てみて、その美しさや技術力、芸術性の高さにすっかり魅了されてしまいました。
あなたのお家で放置されているそのカード、実はお宝かもしれませんよ? ぜひ大切になさってください。
ジョジョはテレホンカードも素晴らしいので、次回はテレカを紹介したいと思います!
※画像は全て筆者撮影
(執筆者: ゆずくん)