ラーメンライター井手隊長の美味しかったラーメン月間ベスト5(2026年8月)
全国のラーメンを食べ歩くラーメンライター、井手隊長です。今回は私が8月に食べたラーメンの中で美味しかったラーメンベスト5をお届けします! 殿堂入りのお店は除外させていただき、初めて訪れたお店に限らせていただきました。美味しいお店探しの参考にしていただければと思います。それでは発表します!
第5位:中華そば 喜長(新橋)
今年3月オープンの「わいず」系列店。大塚の「喜富」に次ぐ3店舗目。
つけそばがメインだが、中華そばがどうしても食べたくて、「中華そば 醤油」を注文。
具はチャーシュー、メンマ、ネギ、ノリ。麺は極太ストレートの三河屋製麺製。
スープは節系をバシッときかせてどっしりとした動物系で厚みをつけたタイプ。醤油と節の酸味もあり、まろやかなスープでクセになる。
黒七味などの卓上調味料も嬉しい。
店員さんは全員外国人の方だったが寸胴でしっかりスープを炊いて作っており、それでこのクオリティが保たれているのは素晴らしい。
第4位:中華そば 水好(東根(山形))
今年4月オープンの新店で店主さんは名店「ぬーぼう」創業者の甥っ子さん。
「中華そば(醤油)」注文。
具はチャーシュー、メンマ、ネギ、ノリ。麺は中細縮れの地元の「まるぼ製麺所」製で「傾奇者」とデュアルセモリナ粉を使った主張の強い麺で短め。
鶏の厚めの清湯に甘めの醤油ダレを合わせたチューニング。チャーシューは地元の米の娘ぶたを使っていて、大ぶりながら柔らかくて美味しい。どデカいメンマも最高。
これは実力派。直球の美味い中華そば爆誕。これはエリアを賑わせる人気店になりそうだ。
第3位:食堂 はせ川 東京ラーメンストリート店(東京)
東京ラーメンストリートの「ご当地ラーメンチャレンジ」第3弾として、福島・喜多方の人気店が期間限定でオープン。
喜多方ラーメンの名店だが、鶏と九十九里産の青口煮干しを合わせたスープが特徴で、「喜多方ラーメンの異端児」とも呼ばれる一軒。長期出店としては初の県外進出。
看板メニューの「大判チャーシュー醤油らーめん」。
鶏を土台に、青口煮干しの旨味がしっかり出たチューニング。「炊く」のではなく「抽出」を大事にしているそうで、煮干しの旨味はしっかりとしながら雑味はなく、とてもクリア。レンゲが止まらない。
特注の多加水麺はこの日加水率44%。ちゅるちゅるモチモチの食感で、まさに「THE東北の麺」。
そして名物の大判チャーシューは箸で崩れそうなほどトロトロ。肉感もしっかりあり、食べ応えも抜群。
個人的におすすめしたいのがライス。チャーシューやメンマだけでなく、麺までライスにのせて黒コショウを振って食べるとこれが絶品。
11月23日までの期間限定出店なのでぜひ行ってみてほしい。
第2位:中華蕎麦 縁(住吉)
2024年7月オープン。店主さんは「せたが屋」「凪」「麺屋武蔵」出身。『TRYラーメン大賞』新店部門のにぼし5位入賞店。
「煮干しそば」注文。
具は豚チャーシュー、鶏チャーシュー、刻みタマネギ、メンマ、ノリ。麺は細め低加水ストレートの豊華食品製。
サラサラながら煮干しの旨味バチバチのスープはドンピシャの美味しさ。ここに粗めの刻みタマネギが最高。
2種のチャーシューもキャラクターが立っていて、特に釜焼きの豚チャーシューはバツグンに美味しい。
奇をてらわずに真っ直ぐに作った美味しい煮干しラーメン。
第1位:中華そば 政好(押上・とうきょうスカイツリー)
1978年に創業した「太楼ラーメン」が前身で、2022年に閉店したが、同年「政好」としてリニューアル。2025年3月に火災により全焼。クラファンを経て12月に復活した。
「中華そば」注文。
具はチャーシュー、ナルト、青菜、メンマ、ネギ、ノリ。麺は細めストレートの三河屋製麺製。
半濁りの動物系のスープはとてもまろやかな仕上がり。ここに醤油を引き目に合わせたオトナなまとめ方になっている。
この白濁の一歩手前のチューニングは実にニクイ。
チャーシューはしっとりと美味しく、ネギは細かな切り方でスープにほんのりアクセントを与えている。
歴史を繋げつつ、旨い一杯を追求し続ける名店。
※こちらのランキングは筆者のYouTubeでも紹介しています。合わせてチェック!
(執筆者: 井手隊長)