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7月2日から4日にかけて東京ビッグサイトで開催中の展示会「ライセンシングジャパン」に、Atariがブースを出展。米国で1977年に発売された家庭用ゲーム機「Atari 2600」をテーマにしたスマートウォッチ「Atari 2600 : My Play Watch」を展示しています。
2.02インチTFTのタッチスクリーン、Atari 2600のジョイスティックと同じ赤いボタンとリュウズを搭載するスマートウォッチ。BluetoothやWi-Fiに接続する必要はなく、ウォッチ単体で動作します。本体はIP68の防水防塵に対応。
ボタンを押すとゲームモードが起動し、「Missile Command(ミサイルコマンド)」「Pong(ポン)」「Centipede(センティピード)」「Super Breakout(スーパーブレイクアウト)」の4タイトルのゲームが実際にプレイできます。
ミサイルコマンドは、画面をタッチした場所へミサイルが飛んでいくタッチパネル操作に対応。
ポンは、リュウズを回してラケットを上下に操作します。
センティピードは、画面下のエリアをドラッグして自機を操作します。
スーパーブレイクアウトは、リュウズを回してパドルを操作します。
ライセンシングジャパンでAtariの名作ゲームが遊べるスマートウォッチ「Atari 2600 : My Play Watch」を試遊。タッチスクリーンとリュウズを搭載していて、ミサイルコマンドは画面のタップ、センティピードは画面のドラッグ、PongとSuper Breakout(ブロック崩し)はリュウズで操作できます pic.twitter.com/pIV6ZxukuR
—宮原俊介@getnews.jp (@shnskm) July 4, 2025
いずれも短時間での体験だったのでうまく操作できなかったのが残念ですが、慣れればしっかりゲームが遊べる印象です。
収録する4タイトルのゲームのアートワークやAtari 2600をイメージしたウォッチフェイスに着せ替えが可能。
Atariの名作ゲームが遊べるスマートウォッチ「Atari 2600 : My Play Watch」。ゲームのアートワークをウォッチフェイスに選べるのも楽しい pic.twitter.com/yKSQjcnz3n
—宮原俊介@getnews.jp (@shnskm) July 4, 2025
バンドは裏表でデザインが異なり、別デザインの交換用バンドも付属します。
アラーム、タイマー、ストップウォッチ、カレンダー、計算機のアプリを内蔵。アラームやタイマーにはAtari 2600のサウンドが選択できるようですが、展示会ブースでは確認することができませんでした。
背面に心拍センサーを搭載。心拍数、歩数、消費カロリーの目標値を設定して、健康管理に役立てることができます。
Atari 2600 : My Play Watchは、米国でプレオーダーを受付中で、価格は79.99米ドル。ライセンシングジャパン出展は販売パートナーを探す目的があるそうで、日本で発売される可能性もありそうです。
ちなみにMy Play Watchは、昨年タイトーの「スペースインベーダー」が遊べるスマートウォッチを開発し、Kickstarterでキャンペーンを公開していました。Atari 2600 : My Play WatchはAtariから販売されます。
ゲームも遊べる「スペースインベーダー」のスマートウォッチがKickstarterキャンペーンを開始
https://getnews.jp/archives/3559858[リンク]