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コーヒー好きの祭典!
2月22日・23日、東京・浜松町で開催されたイベント「コーヒーサミット2025」を取材してきました。
今年は、主催の「東日本コーヒー商工組合」創立80周年を記念し、過去最大規模の26社が集結しました。世界各国の個性豊かなコーヒーはもちろん、コーヒースイーツや器具、アパレルなど、コーヒーの魅力をあらゆる角度から堪能できる充実した内容となっています。
イベントのホームページでは、「自分にぴったりのコーヒーを見つけてほしい」という思いから、コーヒー診断ツール「珈琲ラボ」を提供。また、会場内には、酸味と苦みの強弱を分布図で示した「コーヒーMAP」も展示されており、来場者が自分の好みを見つけやすい工夫がなされていました。
コーヒーの香りが漂う会場で、来場者の期待感が高まる中、特に注目した3か所のブースをレポートします!
フローラルな香り、柑橘系の爽やかな酸味、そしてカラメルのような甘い余韻——。そんな、まるでワインのように奥深い味わいを持つコーヒーをご存知でしょうか?
キーコーヒーが手掛ける、インドネシア・スラウェシ島産の「トアルコ トラジャ」は、かつて“幻のコーヒー”と称された逸品。アラビカ種の最高峰として、その豊かな風味と品質の高さで世界中のコーヒーラバーを魅了し続けています。
イベント当日は、この「トアルコ トラジャ」の試飲に加え、試飲者限定のガラポン抽選会も大盛況で、ブースには長蛇の列が! 奥深いトラジャの世界観を存分に堪能できる楽しい機会となっていました。
次に足を運んだのは、コーヒー器具の老舗HARIO(ハリオ)のブース。中でもひときわ目を引いたのが、まるで精巧な工芸品のような美しさを誇る「V60ドリッパーSUIREN(スイレン)」シリーズです。
「睡蓮」の花を思わせるデザインが特徴的なこのモデルは、世界のバリスタに愛される「V60透過ドリッパー」の象徴「スパイラルリブ」を継承しながらも、組み立て式という画期的な構造を採用。さらに、自分好みに組み立てられるカスタマイズ性を兼ね備え、機能性とデザイン性の両面で革新を遂げた一台とのこと!
ブースでは多くの来場者が、その洗練されたデザインに見入っていました。
最後にご紹介するのは、広島県で1959年に創業した歴史ある「SUBARU(スバル)コーヒー」の「31daysBAG コーヒー世界旅行」。その名の通り、31種類のカップオンタイプコーヒーが詰め込まれ、まるで世界を旅しているかのような夢のセットです。
大迫力!!!!!!!
毎日異なる国のコーヒーを楽しめるというワクワク感。そして、各国の風景や風味の特徴を反映した個性豊かなパッケージデザインも見逃せません。コーヒー好きにはもちろん、ちょっとした冒険気分を味わいたい人にもぴったりの遊び心あふれるコーヒーセットです。
久々の開催となった「コーヒーサミット2025」は、単なる試飲イベントにとどまらず、コーヒーの奥深さと楽しさを再認識する貴重な体験となりました。次回の開催を心待ちにしましょう♪