計300万部突破の大人気コミックが実写ドラマ化。孤独を愛する生粋のソロキャンパー×超初心者女子キャンパーが繰り広げる新感覚のドラマ『ふたりソロキャンプ』が、TOKYO MXにて毎週木曜日21時25分から放送中です。

テントは別々、ごはんは一緒に!全てを共有しなくたっていい。経験者・初心者共に楽しめるノウハウや裏技、キャンプ飯レシピ満載の本作。主演の森崎ウィンさんと本田望結さんにお話を伺いました。

<あらすじ>主人公・樹乃倉厳は、電車を乗り継ぎ、最後はバスで山に入るというキャンプスタイルを貫き、孤独な自分の生き方を愛する生粋のソロキャンパ―。そんな厳の元に突如現れた、超初心者女子キャンパ―の草野雫20歳。ひょんなことからふたりでソロキャンプをする羽目になり…孤独を愛する男・厳の平穏なキャンプライフはいかに!?

――ドラマの1話を拝見しましたが(※取材時)撮影は実際に自然に囲まれて行われていたのですね。

森崎:ほぼキャンプ場での撮影でした。1話を2日ぐらいで撮って、1泊して。ホテルに泊まらせていただいたんですけど、個人的な希望としては泊まりもキャンプ場でテントでやりたかったですね。

本田:コミックに出てくる場所にも行かせていただきました。スタッフさんたちがキャンプ初心者の私を楽しませてくれることをたくさんしてくださって、本当に皆さんと一緒にキャンプをしている様な楽しい時間でした。お昼ご飯を食べる時間も、撮影の合間のちょっとした空き時間も、キャンプ場という環境だからいつもよりも距離が縮まるというか、親密になれたと思います。

――映像からも楽しさが伝わってきました。原作を読んだ時の印象はいかがでしたか。

森崎:始めてまだ3年くらいですけれど、僕もキャンプが好きで、キャンプをやっている身からしても学べることたくさんあるところが面白いなと思いました。何より原作に出てくるキャンプ飯がめちゃめちゃ美味しそうで。コミックの絵でも美味しそうだった料理が実写になった時の感動がすごかったです。

本田:私の様にキャンプをしたことがない方も置いてけぼりにしないお話だなと思いました。キャンプをテーマにした作品は他にもありますが、していない人からするとちょっと手が出しづらい印象がありました。「ふたりソロキャンプ」は初心者の方に向けた「キャンプとはこういう所が楽しいんだぞ」という説明がたくさんあることが面白いです。でも、今ウィンさんが言った様にキャンプ好きも楽しめるというところが良いですよね。

――キャンプ飯を楽しみにしている方も多いと思いますが、お2人の特に印象的なメニューは何ですか?

本田:簡単おつまみドライカレーセットです。ドライカレーを作って、ご飯では無くてピーマンに乗せて食べるのですが、それが生ピーマンなのでシャキシャキ食感なんです。それにすごくハマりまして、撮影でお昼に作って、夜家に帰って同じものを作りました。生ピーマンをあまり食べたことが無かったのですが、あまりにも美味しくて家族にも作ってみんなに振る舞いました。父が庭でピーマンを育てているので、それで作ったおつまみドライカレーも最高でした!

森崎:マジで!ピーマン作っているのすごいなあ。それ食べたい! 僕はスキレットで作ったソーセージとキノコのゴロゴロ炒めがすごく好きでした。

――普段のキャンプでもお料理はするのですか?

森崎:いつもは本当に簡単なメニューしか作らないのでこの作品を通してレシピが増えました。簡単おつまみドライカレーセットも、撮休中のキャンプで作りました。

――簡単おつまみドライカレーセット、私も絶対やります!厳と雫というキャラクターにはそれぞれどの様な魅力を感じましたか?

森崎:厳は自己防衛のためにあまりコミュニケーションを取らなかったりとか、人から遠ざかることを選択した人で、ひねくれていたり自虐するところは「そんな風に普通おもわないでしょ!」って僕だったら思ってしまう部分もあります。原作には、厳がそういう考えに至った過去が出てくるのですが、雫と出会って彼の世界が広がっていきます。そういう心の変化や彼の成長が魅力的だなと思います。
演じる上では、僕と同じ34歳には見えないところがすごく難しいなと思いました。僕が演じるとコミックの厳よりもどうしても若くなってしまうので重みを出したくて、髭もそうですし声を低くしてみたりとか、自分の中でも色々なチャレンジがありました。

本田:雫は元気で前向きで、一緒にいる方を雫ワールドにすぐ引き込んでしまうようなコミュニケーション能力が高い子だなと思います。相手を楽しませたい!という所が共感出来て、実際に私もこの言葉を言ったことあるなあというシーンもたくさんありました。だからこそ、いつもの本田望結にならない様に、雫になれる様に苦戦した部分もありました。

――お2人共、とても素敵に演じられていました。本田さんからご覧になって森崎さん演じる厳にどんな魅力を感じましたか?

本田:ウィンさんとご一緒させていただくのは今回が初めてでした。本読みで始めてお会いした時に、まだお髭も無かったですけれど、「あ、厳さんだ」って思ったんです。本読みやリハーサルでもウィンさんがいることで私も自然に雫になれるというか、たくさん助けていただきました。なので今日が、初めて厳さんじゃなくてウィンさんに会った様な感覚なんです。

――森崎さんからご覧になった本田さんの雫はいかがですか?

森崎:先ほど、雫のセリフに共感出来たとおっしゃっていましたけれど、本当にポジティブで明るい方なんです。ある程度大人になると諦めることも覚えていくじゃないですか。無知だからこそ真っ直ぐ突き進めたのに、色々な経験が邪魔になって止まってしまうことってたくさんあって。その扉を雫は簡単に開けていくので、この原動力を望結ちゃんのパワーも使って演じてくれているなと思いました。それって演じている俳優にもパワーがないとキツイと思うから、すごいなっていつも思っていました。

本田:ありがとうございます、嬉しいです。ウィンさんが俳優として考えていらっしゃることを、撮影中のインタビュー中に聞いてすごく感銘を受けることもありました。お芝居もそうですが、クリエイターとしてのウィンさんの作品も好きだったので、そんな方に私のお芝居が届いていることが嬉しいです。私はどんなシーンにも手を抜かずにちゃんと向き合いたいから、その私の熱量を超えてくるほどのウィンさんとご一緒出来たことが楽しかったです。

――お2人とも俳優としてはもちろんですけれど、歌やスポーツなど色々な場面で活躍されていて、だからこその作品作りへの熱量が高そうで素敵ですよね。

本田:ほら!ウィンさん、こうやって私といえばスポーツの話題が出てくるんですよ!

森崎:俺、知らなかったんですよ!望結ちゃんがスケートをやられていたこと。運動神経良さそうだから「何かスポーツをやっていたんですか?」と聞いたことがあって、これはボケだと思われていたと思う(笑)。

本田:でもそれが嬉しかったんです この現場での私と対峙してくださっているというか。

森崎:芸能界にいながら本当に何も知らないんですよ(笑)。でもそれが僕の良さだと言ってくれたので助けられました。

――ドラマの放送も楽しみにしております。今日は楽しいお話しをありがとうございました!

撮影:たむらとも


【タイトル】 ふたりソロキャンプ
【放送日時】 TOKYO MX:毎週木曜よる9時25分
テレビ北海道:1月22日(水)スタート 毎週水曜深夜1時
KSB瀬戸内海放送:2月12日(水)スタート 毎週水曜深夜0時55分
【配信】 TVerにて最新話無料配信、Netflixにて全話配信
【出演】 森崎ウィン、本田望結
稲葉友、滝澤エリカ、宮下咲、中林大樹 ほか
【原作】 出端祐大(講談社「モーニング」連載)
【主題歌】 HERO COMPLEX『Remember』(THE NINTH APOLLO)
【脚本】 北川亜矢子
【監督】 二宮崇、平林克理
【プロデューサー】 金子広孝、熊谷喜一(ヘッドクォーター)
【制作プロダクション】 ヘッドクォーター
【製作・著作】 TOKYO MX
【HP・SNS】
HP:https://s.mxtv.jp/drama/2solocamp-drama/
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【ハッシュタグ】 #ふたりソロキャンプ
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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 ドラマ「ふたりソロキャンプ」森崎ウィン&本田望結インタビュー 2人がハマった“簡単おつまみ”とは?