こんにちは、みんなの銀行エンプロイーサクセスグループの川原です。この記事では「エンジニア職」として入社した2024年度新入社員3名に、自身の就職活動を振り返ってもらい、全2回の座談会形式でお届けしていきます。

デジタルバンクのバックエンドエンジニア、フロントエンドエンジニアとしてキャリアをスタートさせた彼らの話が、就職活動中の方やエンジニアの仕事に興味のある方にとって少しでも参考となれば嬉しいです!

この記事の登場人物
・24年度新卒 Development Division Engineering Group1 幸福さん
・24年度新卒 Development Division Engineering Group2 秋本さん
・24年度新卒 Development Division Engineering Group2 小道さん
・エンプロイーサクセスグループ 川原(聞き手・筆者)

プロフィール公開!エンジニア職として入社した新卒の皆さん

ーーまずは自己紹介をお願いします!
幸福さん:
Development Division Engineering Group1で、バックエンドエンジニアとして主にアプリ開発を担当しています。鹿児島県出身で、熊本の大学を卒業した後、就職を機に福岡に移住しました(みんなの銀行の拠点は福岡と東京にあります)。

この経歴だとまるで「九州から出たくない人」のようにも聞こえるかもしれませんが(笑)、もちろん九州は大好きですが、進学先や就職先はエリアにこだわりなく活動していたのでたまたまです。

小学校から高校までずっとサッカーをしてきたのですが、福岡にはアビスパ福岡というJ1に所属するクラブチームがあるので、休みの日はスタジアム観戦を楽しんでいます!

秋本さん:
Development Division Engineering Group2で、バックエンドエンジニアとして主にBaaSの開発に携わっています。福岡県北九州市出身で、大学では情報学、特にブロックチェーンに関する研究をしていました。

在学中は、ブロックチェーンに関するサービスを考えて実装まで行うコンテストで賞をいただいたり、フォーラムでの登壇機会をいただきました。

プライベートでは最近、ぬいぐるみ作りにはまっています! まだ完成していませんが、良い息抜きの時間になっています。

小道さん:
秋本さんと同じ、Development Division Engineering Group2に所属しています。宮崎県出身で、高校生の頃からITやプログラミングに興味があり勉強してきました。

専門学校進学を機に福岡に引越しし、学生時代はWeb・モバイルアプリをチームや個人で開発したり、時々ハッカソンや技術系のイベントにも参加したりしていました。

休みの日は散歩や岩盤浴でリフレッシュすることが多いのですが、最近は少し寒くなってきたのでもっと楽しめそうです!

「企業選びのポイントの一つは、新しい技術を活用してサービスを提供しているか」幸福さん

ーー就職活動ではどんな軸で企業を見ていましたか?

幸福さん:
IT企業のエンジニア職を希望して活動していましたが、「“誰かのためになっている”と感じられる仕事か」という点にはこだわっていました。

世の中には様々な仕事があり、どんな仕事も世の中に貢献していると思いますが、自分が携わる仕事がより直接的に「ユーザーのためになっている」と実感できる仕事をしたいと考えていました。

もう一つ。Webの世界はものすごいスピードで変化しています。世の中の変容や技術の進化に対応していく組織で自分も成長していきたいと考えていたので、「新しい技術を活用してサービスを提供しているか」という点も企業選びのポイントでした。

秋本さん:
私の場合、1つ目は、「雰囲気の良い会社であるか」です。

学生時代、コンテストにチームで参加する機会が時々あったのですが、その時にチームを構成するメンバーやチームの持つ雰囲気というのが、目標を達成する上で必要不可欠な要素であることを学びました。

自分たちのチームに限らず、雰囲気の良いチームはレベルの高いものを作り上げ、逆に雰囲気が今ひとつと感じるチームは空中分解しがちな印象を持ったので、自分が社会に出て「良いモノづくり」をしていくためにも、会社の雰囲気は重要視していました。

2つ目は、「新しいことに挑戦できる環境であるか」です。

コンテストへの参加を通じて、新しいものを(チームと一緒に)自分の手で作っていくことに何よりワクワクする自分に気付きました。既に完成されたサービスというよりは、ここから新しいものを作っていく、その過程に、自身が関われるかという点もポイントでした。

小道さん:
私は「事業に対してワクワクできるか」を軸に企業を見ていました。

エンジニアとしてサービスを作っていく上で、その企業が提供するサービスに愛着や責任感を持てるか、というのは実はとても重要だと考えているからです。

デジタルバンクのみんなの銀行では、Box(貯蓄預金)だったり、サブスクリプションモデルのプレミアムサービスだったり、銀行でありながら、これまでの枠組みを超えて「新しい銀行のカタチ」をつくろうと挑戦している点に、興味を持ちました。

「福岡でこんなにもチャレンジングなことに取組んでいる企業があったのか」小道さん

ーー皆さんは、みんなの銀行の存在を知っていましたか? 知るきっかけとなったのは何でしょうか?

小道さん:
認知はしていたのですが、調べ始めるきっかけとなったのは、SNSの「エンジニア職のインターン募集」です。福岡でこんなにもチャレンジングなことに取組んでいる企業があったのか、と驚いて興味を持ちました。

秋本さん:
大学時代、ステーブルコインと銀行の相性について調べていた時に、エンベデッドファイナンス(組み込み型金融)というものを知り、この分野(BaaS: Banking as a Service)に先進的に取組む銀行として、みんなの銀行の存在を知りました。

その時はまだ就職活動を始める前だったこともあり、「こんな銀行があるんだ」くらいの意識だったのですが(笑)、いざ就職活動の時期になると気になってしまい。アプリを使ってみたりインターンに参加してみたりするうちに、ますます関心が高まっていきました。

幸福さん:
私はIT企業のエンジニア職を希望する学生が集まるサイトに登録していたのですが、そこでみんなの銀行から1DAYインターンシップの案内をもらったことがきっかけでした。

インターンシップに参加してみて、実際に先輩社員の皆さんの話を聞いたり、プロダクトについての理解を深めていく中で、就職先として興味を持ちました。

「この銀行が世の中にどんなインパクトを与えていくのか、一番近くで見ていたいから」秋本さん

ーー入社の決め手となったのは何でしょうか?

秋本さん:
就職活動をする中、私は「新しいことに取り組む挑戦的な会社で働きたい」と思う一方で、「安定した環境で安心して働きたい」という思いもありました。

調べてみると、みんなの銀行は始まったばかりのスタートアップ企業ではありますが、親会社にはふくおかフィナンシャルグループ(※)が。安心して働けるバックグラウンドがありながら、挑戦的なことができるという点がとても魅力的に映りました。

※みんなの銀行は国内最大の地域金融グループの株式会社ふくおかフィナンシャルグループの一員です。

その中で、「ここに入社したい」という大きな決め手となったのには2つあります。

1つ目は、「銀行をつくる」段階の開発に携わる経験は、このタイミングを逃したら、なかなかできないだろうと思ったことです。

2つ目は、こんなに面白いことをやっている銀行が、今後、世の中にどんなインパクトを与えていくのかを一番近くで見ていたいなと思ったことです。

小道さん:
私も秋本さんと少し似ているのですが、入社と決め手となったのは、みんなの銀行がまだまだ発展途中のステージだということです。

2021年5月にサービス提供開始してまだ3年で、先輩社員の皆さんから「サービス的にもシステム的にも組織的にも、やりたいことがたくさんある」と聞いていましたし、成熟しきった組織ではない分、新卒エンジニアの自分にもやりたいことをやれるチャンスがあると考えました。

また、エンジニアとして成長できる環境が整っているということも決め手の一つとなりました。会社が開発用PCやIDE等に投資していたり、生成AIの活用を推進していたり、大規模な技術カンファレンスに登壇するようなエンジニアが多数在籍していたり……みんなの銀行には自身の学びにつながる環境がありました。

幸福さん:
先ほど少しお話しましたが、「誰かのためになっている」と感じられるかが私にとっての仕事の意義なのです。一方でみんなの銀行ではMissionとして「みんなに価値あるつながりを。」を掲げていました。自分が一番仕事に望むことと会社の目指す方向、つまり価値観が一致していたことが大きな決め手となりました。

もちろん、日本初の新しい取組みに挑戦していることも決め手の一つです。私は好奇心が強く、前例を踏襲するよりも前例を作ることに興味を持つタイプ。先輩社員の皆さんと一緒に、自分もパイオニアの一人として常にチャレンジをしていきたいと考えています。

「コードを書くだけではなく、より良いサービスを考え提案できるエンジニアになりたい」秋本さん

ーー皆さんはこれからどのように成長していくのでしょうか?

小道さん:
私はチームの価値を最大化できるようなエンジニアを目指しています。そのためにも、今自分に与えられているタスクを早くこなせるようになって、周りにも良い影響を与えていけるエンジニアになりたいですね。

それが技術面でリードするテックリードなのかマネジメントなのかはまだ定まっていませんが、チームをビルド・サポートしていける人として成長していきたいです。

幸福さん:
エンジニア職で入社しましたが、私は工学部化学科出身なので、新しく学ぶべきことが山積みです。ですので、まずは自分自身の技術力や仕事の精度の向上に焦点を当てていきたいと考えています。

入社時の挨拶では「著しい成長曲線を見せたい!」と強い決意を語りましたが、先輩社員や同期の仕事をよく見て、盗めるところは全部盗むくらいの気概を持って取組みます!……とはいえ適度にガス抜きしながら仕事を楽しみたいです。

秋本さん:
もともと学生の頃からBaaSに興味がありましたが、幸運なことにBaaSを担当するグループへの配属となったので、やる気に満ち溢れています。カード事業にも興味があるので、将来機会があれば、開発に携わりたいとも考えています。

また、様々な改善開発にも挑戦して、社内の業務がスムーズになる仕組みづくりにも貢献していきたいです。ただコードを書く人になるのではなく、どうしたらより良いサービスになるのかを考え、提案できるようなエンジニアを目指しています。そのためにも、プログラミングの知識はもちろんドメイン知識等も身に着けていきたいですね。

(執筆者: みんなの銀行)

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 2024年度新入社員に聞いてみた! なんでみんなの銀行に入ったの?[エンジニア職編その1]