8月なのにイオンがおせちの予約を開始！ フライングすぎるし、おいしすぎた
皆さんご存知のイオンのプライベートブランド「トップバリュ」が、8月1日より2025年のおせちの予約を開始しました。いくらなんでも早すぎる！
実はこれ、お盆の帰省の際に家族で揃って、お正月のおせちを選びたいというニーズに応えたもの。ランドセル選び、通称「ラン活」と同じく、おせち選びも時間をかけてじっくり選ぶのがトレンドということもあり、昨年よりも1か月も売り出しが早まったそう。
コロナ禍を経てようやく実家に帰省できるようになったことや、円安で海外旅行が減少傾向ということもあり、2025年はおせちのブームが来そうな予感です。
おせち予約開始のタイミングで、おせちの新作発表会に参加し、目玉メニューを試食させていただきました。これがまた、おいしいのなんの。デパートのおせち顔負け、どこぞの料亭に負けるとも劣らぬ、味にも素材にもこだわった珠玉のおせち料理だったんです。
宝石箱みたいなトップバリュのおせちたち
トップバリュのおせちの試食会で提供されたのは全14品。
トップバリュの人気シリーズ「プロのひと品」を監修しているシェフたちが、国産原料にこだわり、着色料・保存料・アミノ酸を使用せずに素材の味を丁寧に引き出した定番おせち料理から、オードブル感覚で食べられる中華やイタリアンのおせち、小さなお子さんでも食べやすいミートボールや、本格的なドルチェまで幅広いラインアップです。
1）牛八幡巻（ぎゅうはちまんまき）
「日本料理 一凛」の橋本料理長監修。
国産ごぼうを一本丸ごとボイルし、灰汁を除去。黒毛和牛であるトップバリュの匠和牛のスライスを巻き、ていねいに焼き上げています。
しっとりとした牛肉と、柔らかいごぼう。ごぼうはシャキシャキ感もありつつ、繊維のイガイガなし！
2）クラゲの酢の物
「中華料理 慈華」の田村シェフ監修。
宝石のように透き通って美しいクラゲは、コリコリとした食感と甘酸っぱい味付けが絶妙。
3）煮しめ(里芋煮、椎茸煮、筍旨煮)
「日本料理 一凛」の橋本料理長監修。
上品でふっくら仕上がっており、お出汁がしっかり染み込み、噛むほどに口の中で旨みが溢れ出します。
4）あわびの旨煮
「日本料理 一凛」の橋本料理長監修。
お正月にあわびが食べられるなんて！ こんな幸せがあるでしょうか？ イオンのおせちにあわびが入っているなんて！ こんな贅沢最高すぎる。
味付けは薄味で、あわびそのもののおいしさを堪能できます。ふっくらこりっとした食感と、ほろ苦さのコントラスト。
5）たこのマリナーラ
「イタリアン アクアパッツァ」の日高シェフ監修。
本格イタリアンの前菜に出てきそうなおしゃれな味わいで、従来のおせちが苦手な人にもぴったり。イタリアンだけど、おせちとしての風格も感じる味付け。
6）にしん甘露煮風(花椒風味)
北海道産のにしんを柔らかくふっくら焼き上げています。
にしんのおいしさは残しつつ、食べやすい味に仕上がっていて、甘さの中に柑橘系のさっぱりとした風味があり、花椒で洒落た味わいに仕上がっています。
7）ローストビーフ
トップバリュの看板商品といっても過言ではないローストビーフ。しっとり絹のような食感で、噛めば噛むほど旨みが溢れ出ます。
舌触りも良く、口の中に筋も残らず、欠点がなさすぎる。いつ食べてもレストラン顔負けの味がするなと思うのですが、おせちで食べてもやっぱりおいしい。
8）牛しぐれ煮
「日本料理 一凛」の橋本料理長監修。
牛のうちもも肉をボイルし余分な脂を落とし、国産のささがきごぼうと一緒に、こだわりの味付けで炊き上げました。
お子さんも大好きな、甘く炊いた牛肉料理です。薄味であっさりなのに、しっかりと旨みを感じさせる。優しい品のある味で、料亭で食べている気分。
9）鶏の肉団子
おいしさにこだわり育てた、トップバリュグリーンアイナチュラルの純輝鶏のミンチを使用。
みんな大好きチキンのミートボール。ただ、いつもより甘さが控えめでちょっと和風のテイスト。おせち風におめかしして、さらにおいしく仕上がっています。小さなお子さんにもおすすめです。
10）車海老艶蒸
「日本料理 一凛」の橋本料理長監修。
旨みたっぷりの車海老を、独特の縞模様と艶が引き立つ見た目にも華やかな一品に仕上げています。お重に入っているだけで、見た目レベルが段違い。シマシマ模様のお頭付きの立派なエビは、テンションが上がります。
11）祝い海老
バナメイエビを、生けすから上げ一時間半後に調理加工した、海老の本来の味にこだわった逸品。鮮度へのこだわりが感じられます。
12）伊達巻
過熱しても黄身の黄色が残る都路卵(みやこじらん)を使い、甘さを抑えたふんわり食感の伊達巻。
一口食べるとじゅわーと甘いおつゆが口から溢れ、ふわふわ食感と相まって口の中を幸せが駆け巡ります。
13）ショコラテリーヌ
「イタリアン アクアパッツァ」の日高シェフ監修。
カカオの苦みとコクを楽しめる、濃厚なチョコレートの口どけ滑らかなショコラテリーヌ。一口でずっしり食べ応えを感じる、濃厚なチョコケーキ。
14）チーズケーキ ドライフルーツ添え
フランスで作られたクリームチーズと国産の生クリームをたっぷり使用。ふわふわで濃厚、しっとりフルーティなチーズケーキ。ベイクドチーズケーキなのに生っぽさがある柔らか食感です。
トップバリュのおせちは、料亭監修の豪華10万円のお重からお求めやすい価格の1万円のお重まで、万博おせちや、AIが考案したおせちなど、変わり種も含めて、幅広いラインアップで展開。
8月1日より一部商品の予約を開始しています。先行割引クーポン使用で最大1万円値引きもありますので、お得に買いたい方はチェックしてみてください。
(執筆者: 大木奈ハル子)