現在開幕中の映画祭「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2024 THE FINAL」でプレミア上映された『映画検閲官(仮題)』(原題:CENSOR)が、タイトルを『映画検閲』と改め、9月6日より拡大公開されることが決定した。

本作はVarietyの「いま見るべき10人の監督」にも選出された女性監督プラノ・ベイリー=ボンドの長編デビュー作で、80年代ホラー映画へのリスペクトを詰め込んだ幻想的な恐怖を描いている。

舞台は1980年代のイギリス。暴力や性描写を売りにした過激な映画“ビデオ・ナスティ”の事前検閲を行うイーニッドは、ある日チェック中のホラー映画のなかに、幼い頃に姿を消した妹に似ている出演者を見つける。真偽を確かめようとする彼女は、次第に現実と虚構の狭間に引きずり込まれていく……。

併せて予告編が解禁。過激な描写を容赦なくカットしていく厳格なイーニッドが、一本のホラー映画を観た瞬間様子が変わっていく。彼女は真相を突き止めるべく作品の監督を訪ねてみるが……。

『映画検閲』
9月6日 新宿シネマカリテほか全国拡大公開

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 検閲官が“不適切”映画のなかに見つけたものは…… VHS時代のホラーに愛を捧げるサイコスリラー『映画検閲』9月公開[ホラー通信]