毎年夏恒例、ホラーだらけの映画祭「ホラー秘宝まつり」が今年も開催決定。8月30日よりキネカ大森、アップリンク吉祥寺ほかにて全国順次開催されることが決定した。

「ホラー秘宝」は、クセのあるラインナップでおなじみのキングレコードが贈るホラー映画レーベル。11周年目を迎える今回の「ホラー秘宝まつり 2024」では原点に立ち返り、インパクト重視で厳選した70年代の“変態ホラー”3本を上映。

『ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀』(86)の監督・脚本コンビが手掛けたゾンビ映画の先駆的なミアステリアスホラー『メサイア・オブ・デッド』(73)。ジャーロの奇才レナート・ポルセッリ監督による狂気に満ちたエロティックなサスペンスホラー『デリリウム』(72)。『悪魔の毒々モンスター』シリーズの映画会社トロマ・エンターテインメントが配給した変態だらけのホラーコメディ『悪魔のしたたり』(76)。いずれも日本で劇場初公開の作品だ。

3作品なら気軽に全制覇もできるかも。ひと夏の思い出に変態ホラーをどうぞ。

「ホラー秘宝まつり 2024」
開催時期:8月30日(金)より開催
均一料金:一般1600 円
上映劇場:東京・キネカ大森、アップリンク吉祥寺 ほか全国順次開催

ラインナップ

『メサイア・オブ・デッド』(73) ※日本初公開

<ストーリー>
アーレッティの父親は、ポイント・デューンと呼ばれる海沿いの小さな町で絵を描いていた。彼は娘に定期的に手紙を送っていたが、その内容が徐々に奇妙になり、やがて来なくなった。心配した彼女は父を捜しに行くが、町の様子が何かおかしい。アーレッティは父の残した日記を発見、その町の奇怪な事態を知ることになる……。

© MCMLXXIII by A V/M Production. All Rights Reserved.

『デリリウム』(72) ※日本初公開

<ストーリー>
人望の厚い心理学者のリュータック教授は性的不能者だったが、妻マルツィアとは互いに深く愛しあっていた。しかし、教授はそのことに苦悩し、やがて若い女性をつけ狙う殺人者と化していく。それに気付いたマルツィアは、警察の目をごまかすために自らも凄惨な犯罪に手を染めていくのだった……。

© 1972 G.R.P. CINEMATOGRAFICA

『悪魔のしたたり』(76) ※日本初公開

<ストーリー>
ニューヨークのシアターで、サルドゥと彼のアシスタントが、若い女性の拷問と切断を行う奇術ショーを上演する。観客はそれが単なる見世物だと思っていたが、拷問も死もすべて本物の殺人ショーだった!

© Troma Entertainment, Inc.1976

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 すんごいインパクト。 日本劇場初公開の“変態ホラー”3作上映 映画祭「ホラー秘宝まつり 2024」開催[ホラー通信]