「2024年バンダイナムコグループ合同入社式」が4月1日、品川ザ・グランドホール(東京・港区)にて開催。新入社員たちがサプライズで設置された特別なガシャポンで迎えられた。

バンダイナムコグループは今年、18社で計277名が入社し、入社式には16社270名が出席。

入社式ではまず、ガシャポン自販機が100面以上並んだ「ガシャポンの花道」に迎えられた新入社員たち。ガシャポンの筐体には、グループ各社の社長からのお祝いコメントが掲載され、足を止めてじっくりと眺める新入社員も多かった。

挨拶に立ったバンダイナムコホールディングス 川口勝 代表取締役社長は、新入社員たちの入社を祝福しバンダイナムコグループの概要を説明。「今日の初心を家に帰ったらぜひメモしておいていただきたい」とアドバイスを送った。

さらに「ここでみなさんにサプライズがあります」と告げ、ステージに設置されていた高さ約2メートルの巨大ガシャポンをアンベールし、実際にガシャポンを回してみせた。カプセルに入っていたのは「譲れないこだわりを持とう」という「おしごとの推しことば」。

「おしごとの推しことば」とは「“おもしろいを作る”って超幸せ」「まず、やってみよう」「突き破り創り出そう!」など働くうえで大事にしていることばやモットーで、バンダイナムコグループで働く社員から集められたという。川口社長は「エンターテインメント企業である以上、こだわりを持つことは大切」と呼び掛けた。

サプライズはもう一つ。入社式が行われていた間、ロビーには52台の「おしごとの推しことばガシャポン」が設置されており、入社式を終えた新入社員がホールから出てくると目の前にガシャポンが広がっていた。

ガシャポンのカプセルに入っていたのは「おしごとの推しことば」が記されたアクリルチャーム。バンダイナムコグループで働く人たちの仕事に向き合う姿勢や想いを知ってもらうとともに、ガシャポンによってランダムに出会ったことばが新入社員の支えとなりコミュニケーションのきっかけとなることを願い企画されたサプライズで、新入社員たちは驚きと感動を持ってガシャポンを回していた。

東京都出身の22歳の新入社員(女性)がゲットしたのは、「突破できない壁はない。行こうその先へ」という「おしごとの推しことば」が記されたアクリルチャーム。「このことばを何年経っても忘れないでおこうと思いました」と目を輝かせた。

千葉県出身の24歳の新入社員(男性)は「サプライズがあるなんて想像もしていませんでした。楽しんでもらおうという心が伝わってきました」といい「エンタメって“心”なのだなと感じました。自分も“心”を意識して楽しんでもらう側として仕事をしていきたいと思いました」と決意を新たにした様子。

福岡県出身の22歳の新入社員(女性)はガシャポンが大好きでガシャポンのお店でアルバイトをしていたそう。「会社全体でFunを届けようという思いが伝わってきました。社会人として新しい気持ちになれました」と入社式を終えた感想をコメント。バンダイナムコグループはアニメシリーズ「ジョジョの奇妙な冒険」の世界観を体験できる施設『JOJO WORLD Quizzes』を全国各地で開催しており、「私もJOJO WORLDの店頭に立って、『ジョジョの奇妙な冒険』が好きなお客様たちのコミュニティーを作っていきたいです」と希望に胸を膨らませた。

バンダイナムコグループ史上初の試みとなった「おしごとの推しことばガシャポン」はエンターテインメント企業グループとして入社式をもっとワクワクさせたいという思いから誕生。期待と不安に胸を膨らませる新入社員たちが「おしごとの推しことば」を胸に社会の中で大いに活躍することを願いたい。

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 今年のバンダイナムコグループ入社式は“ガシャポンづくし”、新入社員たちがサプライズに感動