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明治安田生命保険相互会社が3月23日からスタジオ地図とコラボした新作CM「MYリンクコーディネーター 亜希の成長」編の放映を開始した。スタジオ地図は『サマーウォーズ』『バケモノの子』『竜とそばかすの姫』などを制作した映画制作会社。
「MYリンクコーディネーター 亜希」とは、明治安田の営業職員であるMYリンクコーディネーターのイメージキャラクター「環亜希」(CV七木奏音)の仕事ぶりと胸中の想いを伝えることで、“お客様の人生を豊かにする価値”を知らせる意図がある。
新作CM「MYリンクコーディネーター 亜希の成長」編では、MYリンクコーディネーターとして働きはじめて数年経った亜希が、自身の担当する顧客や自治体、周囲の人々に支えられながらも日々成長していく姿を描いている。
2024年1月に放映された前作「MYリンクコーディネーター 亜希の手紙」篇では、働き始めたばかりの亜希が顧客に声をかけるのも精一杯だった姿を描いていた。新作では地域の人気者になっており、まさに成長を感じる出来だ。
亜希の母である「環綾香」(CVうえのやまさおり)もMYリンクコーディネーターであり、頼もしく成長した亜希の姿を見て安心をし、その姿に感化されて自分も頑張ろうと気合を入れる姿が描写されている。親子二代の物語でもあるのだ。
青木弘安アニメーション監督:
「オリジナルアニメーションTVCMシリーズ第1弾、第2弾から、亜希の母・綾香さんが初登場しました。
お母さんは、明治安田のアドバンスMYリンクコーディネーターの設定で、亜希にとっては母であると同時に先輩でもあります。今作では、遠く離れて暮らす二人の、メッセージアプリを通じてのやりとりを軸に描かれています。母の言葉を胸に経験を積み成長していく亜希と、先輩として、そして母として遠くで見守る綾香さんの「がんばれ」の声が印象的です。
また、前作・今作と全編がアニメーションになったことで、MYリンクコーディネーターという仕事が、亜希を通して、より身近に感じられることと思います。
自分の演出上の仕事としては、テレビや映画などと比べて非常に短い尺の中で、見てほしいポイントや伝えたいことが一発で分かるように、時に芝居を削ったり、時に動きを大きくしてみたりといった、情報量のコントロールに一番重きを置きました。
尺が短い中でも、子供からお年寄りまで幅広いキャラクターそれぞれの細かいリアクションや、亜希とお母さんの心情の機微を、実写に劣らない絵の強度やリアリティをもって描いていますので、細部まで見て頂けると有難いです。
本プロジェクトも気づけば5周年ということで、感慨深く感じます。この間コロナウィルスの流行や震災など、社会の仕組みが変わってしまうような不安な出来事が多くありました。しかし、このような経験の中で、人とのつながりの大切さに改めて気づけたからこそ、次の一歩を踏み出せる勇気を持てるようになったと捉えたいものです。本CM から、そんなエッセンスを感じて少しでも前向きな気持ちになっていただけたら幸いです」
青山浩行キャラクターデザイン・作画監督:
「今回、すべてアニメーションのカットで構成されたCMということで、亜希の様々な場面、表情、を描く事が出来ました。新人としてのフレッシュな場面、親しみを持ってまちの人々と交流する姿、母親に見送られながら希望と不安をかかえて旅立つシーンなど。亜希の気持ちに寄り添ってもらえるような表情を意識して作画しました。
お母さんは、仕事で重要な案件を任されるポジションにいるので、聡明さと強さを意識してキャラクターデザインをしました。映像では、母親としての表情を見せるシーンが多いので娘を思う気持ちが絵に出ていたらいいなと思います」
青木弘安アニメーション監督:
「スタジオ地図がいつも制作している“映画”と異なり、“CM”は30秒という短い尺の中で表現しなければなりません。各カット1秒~2秒という限られた秒数の中で、亜希や綾香だけでなく登場するキャラクターたちが隅々まで動いています。
アニメーションなので当然、“動く”絵を作画するのですが、動かしすぎると「動いていること」自体に目が行くカットになってしまいます。作画監督の青山さんが自然なお芝居を絶妙なバランスでまとめてくれました」
青木弘安アニメーション監督:
「亜希のアップの振り向きカットは、当初は亜希の顔が正面を向くくらいまでの振り向きを想定していましたが、青山さんが振り向く角度を深く作画してくれました。それにより目線の移動方向が次のカットと気持ちよくつながり、皆に呼ばれている感じがより出たのではないでしょうか」
明治安田生命とスタジオ地図コラボ5周年CM公開記念特設ウェブサイト:
https://www.meijiyasuda.co.jp/brand/LC/LP_0/