ZTEジャパンは、ZTEがグローバルに展開するデバイスブランドのnubiaを日本で本格展開し、3月下旬にフリップ式折りたたみスマートフォン「nubia Flip 5G」を発売することを発表しました。

7万9800円の折りたたみスマホ

nubia Flip 5Gは、開いた状態で約6.9インチの大画面が利用でき、約W76×H170×D7.3mmと薄型なスマートフォン。重量は約214g。有機ELのディスプレイ解像度は2790×1188、リフレッシュレートは最大120Hz。閉じると約W76×H88×D15.5mmというコンパクトサイズで持ち運べます。

背面には丸い小窓のような約1.43インチ 466×466解像度の有機ELサブディスプレイを搭載。時計を表示するメイン画面から左右にスワイプすると、天気や歩数を確認したり、音楽プレーヤーやタイマー、音声レコーダーが使える他、カメラの起動やプレビュー表示が可能。自立させてサブディスプレイからプレビューしながらメインカメラで撮影する際には、ピースサインや手を振るジェスチャー操作でシャッターを切ることができます。

背面のカメラは約5000万画素カメラと、ポートレート撮影などで背景をぼかして撮影する約200万画素の被写界深度カメラの2眼構成。インカメラは約1600万画素。

チップセットはSnapdragon 7 Gen 1でOSはAndroid 13。8GB RAMと256GBストレージを搭載します。バッテリー容量は4310mAh。33Wの急速充電に対応し、30分で半分以上の充電ができます。おサイフケータイにも対応。

プレビュー画面と操作画面を分けたカメラ撮影、動画の再生画面と操作画面の分割、2つのアプリの分割画面での使用といった2画面の利用に対応します。

メーカー希望小売価格は7万9800円(税込)。

同時に6.6インチのミドルレンジスマートフォン「nubia Ivy」を発表。こちらはメーカー希望小売価格3万1880円(税込)で3月下旬に発売を予定しています。

革新を打ち出すハイエンドブランド

ZTEはZTE、nibia、REDMAGICの3ブランドを展開していますが、nubiaは「活力 革新 自分らしいライフスタイル」を打ち出すハイエンドブランドという位置づけ。

革新的な最新技術の例として、インカメラを画面に埋め込むUDC(Under Display Camera)技術、裸眼立体視できる3Dディスプレイ、星空撮影機能といったものを挙げています。ガジェット通信では、UDCを使用したREDMAGICブランドのスマートフォン、裸眼立体視が可能なタブレット「nubia Pad 3D」といった製品を過去にレビュー記事で紹介しています。ただし、REDMAGICブランドはゲーミングデバイスのブランドとして、今後もnubiaとは別のチャンネルで販売とアフターサービスを展開していくとのこと。

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 nubiaが日本での本格展開を発表 フリップ式折りたたみスマホ「nubia Flip 5G」を7万9800円で発売へ