神奈川や東京の釣り施設で、「謎の魚人がギョミ袋を配布していた」と密かに反響を呼んでいる。

釣りマナーを呼び掛け

実はこの取り組みは、日本釣用品工業会が主催する、釣りマナーを啓発するというイベントの一環。“未来から来た釣り人”がゴミ袋ならぬ「ギョミ袋」を配布し、単に釣りマナーを啓発するのではなく、楽しい釣りだからこそ楽しくマナーを守ることを念頭に置いて、啓発活動に取り組んでいるという。

このギョミ袋はカラビナ付きの優れもの。カバンやズボンに簡単に着用できる便利なデザインとなっていて、自宅にあるレジ袋などを入れておけば、使いたい時に簡単に取り出せる。釣りゴミの持ち帰りだけでなく、レジャーやアウトドア活動時にも活用できるアイテムとなっている。

参加者たちからは、「手のひらサイズで使い勝手が良い」「未来から来た釣り人から手渡してもらったことで、ゴミを持ち帰る重要性を再認識しました」「子供と釣りに来ることがあるので、みんなでマナーを守るようにします」といったポジティブな声が多数寄せられ、ギョミ袋を通じた釣りのマナー認知できていたことが伺える。

今回“未来から来た釣り人”は神奈川県の本牧海づり施設、大黑海づり施設、そして豊洲ぐるりパークの3箇所を訪れ、合計1171個のギョミ袋が釣り愛好者たちに手渡された。同時に行われた釣り場の清掃活動では、落ちているごみの回収作業も実施され、参加者たちは環境保護への協力に感謝していた。

釣りマナー川柳を開催

また日本釣用品工業会では釣りマナー啓発の為に釣りマナー川柳も初開催している。

釣りのマナーをテーマに、「教えてあげたいこと」「嬉しかった話」「心暖まった話」「クスッと笑えるエピソード」などを12月22日まで募集中。結果は1月に開催される「釣りフェスティバル 2024 in Yokohama」にて発表されるとのことだ。

この機会に我こそはという方は是非応募してみては?

「釣りマナー川柳」公式サイト:
https://www.loveblue.jp/free/senryu.html

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 謎の魚人が出現! その正体は未来から来た釣り人?! ゴミ袋ならぬ“ギョミ袋”で釣りマナーの認知拡大を図る