10月26日から11月5日にかけて東京ビッグサイトで開催中のジャパンモビリティショー2023。ヤマハブースでは、2017年にヤマハ発動機が出展したバイク型ロボット「「MOTOROiD(モトロイド)」を進化させた「MOTOROiD2」が出展されています。

バッテリーと一体になった後輪をひねるように動かして重心を制御し、スタンドがなくても自立できるだけでなく、バランスが不安定になる低速でも前進・後退の自律走行ができるロボット。人が歩く速度に合わせて移動したり、ジェスチャーの合図で止まったり、生き物のように動作します。「人生の伴侶」をコンセプトに、マシンと人が呼応するインタフェースを充実させています。

新たに採用されたインタフェースが「LEAF(リーフ)」と呼ぶ構造。ライダーの上半身を支えることができ、体を起こした状態で乗ることが可能になります。

25日に開催されたプレスカンファレンスのステージでは、ダンサーが搭乗。ハンドルを持たずに上で踊っていてもMOTOROiD2は姿勢を維持し、倒れることはありませんでした。

「乗る人」と「マシン」の関係から、「一緒に遊べる友達」のような新しい関係になれそうなMOTOROiDシリーズ。今後の進化にも注目です。

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 乗ったままダンスしても倒れない! 自立&自律走行できるヤマハのバイク型ロボットが「MOTOROiD2」に進化【ジャパンモビリティショー2023】