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元SDN48、作家・大木亜希子の実録私小説「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」(祥伝社刊)が映画化。11月3日(金)全国公開となります。
仕事なし!男なし!貯金なし!のどん底状態の安希子(深川麻衣)に、親友で社⻑としてバリバリを仕事するアラサー仲間のヒカリ(松浦りょう)は、知り合いでルームシェアする人を探していると都内の一軒家に住む56歳のサラリーマン・ササポン(井浦 新)を紹介。「まごうことなきおっさんじゃん」と不審がる安希子だったが、底をつきそうな貯金と天秤にかけて、背に腹は代えられないとササポンと同居することに。
ササポンを紹介したり、急な飲み会をセッティングしたりと、交友関係が広くて一体何者?!なヒカリは、安希子にとっては本音で話せる唯一の相手。そんなヒカリが安希子にかける言葉がアラサーにはぶっ刺さりすぎる!キツいように聞こえるけど、意外とコレ言ってくれる人他にいないかもと、こんな女友達ほしくなること間違いなしのセリフ3選をご紹介します。
ササポンとの同居が始まり、特に何にも言うことないくらい穏やかに生活するなかで、ピアノを弾いていたり、スポーツカーの前で撮った昔の写真があったり、ササポンの意外な一面をヒカリに話すと、ヒカリは「聞いてみればいいじゃん、仲良くなって」と笑いながら返す。警戒心が残る安希子は「おっさんは、おっさんなんだよ」と拒むと、「おっさんにも色んなおっさんがいるんだって。そうやって決めつけてるとどんどん脳が老化してくだけだよ」とヒカリにズバッと痛いところを突かれる。自分が年齢や見た目で決めつけられるのは嫌なくせに、おっさんだからと決めつけていたかもとハッとさせられる一言。
親友・景子が結婚することを聞いて手放しで喜べない安希子。ヒカリと景子の家に遊びに行った時にも、景子が旦那さんと幸せそうにしている姿をみて、ついモヤモヤしていることが表情に出てしまい、帰りのタクシーでヒカリに「般若の顔出てたよ」とツッコまれる。自分ではどんな顔をしているか気づいていない時に、親友に言ってもらえるのは有難いかも?!続けて、ヒカリは「結婚てそんなに羨ましいもんかなー」と婚活に焦る安希子に比べて余裕そうな雰囲気。年齢的にそろそろ結婚しなきゃという型にはまらないニュートラルな考え方の友達がアラサー仲間にいてくれたら結構心強い!
飲み会で年下男子に酔って絡んでしまったことを聞いて、「死にたい、死にたい、死にたい、殺してくれー」と猛省する安希子に、「ハワイに行きたいレベルのカジュアルさで死にたいって言うな」とヒカリが冷静に返す。他のシーンでも安希子が「死にたい」とボソッとつぶやくと、「ハワイ行きたい、でしょ」とラフに励ますヒカリ。良いところも悪いところも知ってくれてる女友達だからこそ弱音が言えちゃうこともある。そんな時に軽く励ませあえる距離感が一番心地良いのかも。
原作は元SDN48・大木亜希子が描く「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」のまさかの実話。普通では想像つかないどん底元アイドルアラサー・安希子と56 歳サラリーマン・ササポンの共同生活を描いた『#つんドル』!11⽉3日(金)全国公開です。お楽しみに!
(C)2023 映画「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」製作委員会