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オーストリア発の新感覚ホラー『ファミリー・ディナー』(原題:FAMILY DINNER)が12月8日より日本公開されることが決定した。併せてティザービジュアルが解禁された。
主人公は体型にコンプレックスを持つ10代の少女シミー。イースターの直前、減量の手助けをしてもらうために著名な料理研究家の叔母クラウディアのもとを訪ねるが、そこで悪夢のような体験をする……というストーリー。
監督・脚本は、オーストリアの名門ウィーン・フィルムアカデミー出身の新鋭ペーター・ヘングル。初長編となる本作では、家庭内の目に見えない暴力性、ルッキズム、食と祝祭における宗教観の変化といった題材を、静謐でスリリングな物語に昇華しているという。
ティザービジュアルは、イースターの火祭りのために組み上げられた木と、死んだウサギを手にした少女シミーの前に、ディナーテーブルを配したもの。「命をたくさん召し上がれ」のコピーが意味深。
<ストーリー>
祝祭まであと1週間、奇妙な宴の準備が今始まる――
ふくよかな体型に自信の持てない10代の少女シミーは、復活祭(イースター)の休暇を利用して、有名な料理研究家で栄養士の叔母クラウディアの元を訪ねる。シミーは叔母が健康的なダイエットの力になってくれると期待していたが、叔母の食事指導は思いのほか過激なものだった。更には、不可解なほど敵意を剥き出しにしてシミーに嫌がらせを繰り返す従兄弟のフィリップ、そして得体のしれない叔母の新しい夫・シュテファンの存在がシミーの不安を掻き立てる。そして不気味な家族によるイースターの祝祭が1日また1日と近づくに連れ、美しい料理に彩られた食卓は徐々に悪夢へと変わってゆく。
『ファミリー・ディナー』
12月8日(金) 新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
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