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日本での販売決定のニュースが一部界隈に話題となった、台湾史上もっとも恐ろしいホラー映画『呪詛』(Netflixで配信中)の“大黒仏母”スタチュー。ファン層のあまりの熱狂ぶりゆえか、映画を観ていない層からも「なんか気になる……」といった反応が寄せられた。
大黒仏母(だいこくぶつも)とは、劇中に登場する架空の宗教の御本尊であり、“呪いの源流”。映画の中だけにとどまらず視聴者にまで呪いを振りまく、やべえ存在である。
「大黒仏母ありますよ! 撮りに来ませんか?」
お声を掛けてくれたのは、このスタチューを日本で唯一販売するショップ「豆魚雷」。監督と直接交渉して販売にこぎつけた“ガチな店”だ。スタチューは現在予約受付中で、店頭にて実物が展示されており、誰でも見ることができるそう。
記事:[画像23点]最も怖い台湾ホラー映画『呪詛』“大黒仏母”スタチュー写真レポート
やってきたのは高円寺駅より徒歩4分ほどの「豆魚雷 高円寺店」。「豆魚雷」は映画やゲームなどのアイテムを多数取り揃えていて、ホラー作品グッズも豊富。店内を見回すだけで欲しいものがあれやこれやと出てきてしまう罪深い店である。
色々目移りしてしまうのだが、さて大黒仏母は……
……
……
あっ
あそこにおられる……
ここだけ絶対に入ってはいけない地下道のオーラ。
来店した客を一人残らず呪う気なのか、入り口の真向かいという展示位置(取材時)。
場所を移動させて、じっくり見てみよう。
なんというか、映画のグッズというよりまさしく宗教的な物品。劇中の宗教が本当に架空のものなのかいよいよ不安になってくる。
左は1/6スケールで高さ約30cm、税込55,000円。
右は1/4スケールで高さ約45cm、税込132,000円。
本気度が試されるサイズ感、信仰心が試されるお値段。
しかしかなり好評で、一度は予約数が上限に達してしまったという人気ぶり。現在は数量限定で追加予約を受け付けているとのこと。猛者が多数いるな。
サイズ比較のためにiPhoneを置くとこんな感じ。意図せずいい感じのカラーコーデに。
相対的に1/6スケールが小ぶりに見えるが、実物はかなり存在感のあるデカさ。単体で見ると「こっちって大きい方だっけ?」と勘違いしてしまうほど。高さ30cmあるしね。
つまりね、1/4スケールのほうはちょっと異様なデカさです。これが家にあって「別になんも信仰してないッス」と言ってもそれは嘘になる。
お経が書かれた身体、指のラインがなめらかな手印。
劇中では腕や輪切りの胴体が上から吊るされている状態だったが、スタチューではそれらを棒状のパーツでつなげた構造になっている。
手には映画に出てきた様々なものが握られている。生理的嫌悪感を覚える劇中のシーンが嫌でも思い起こされる……。
仏母に抱かれる赤ちゃん。
ちなみに日本でこのスタチューを購入すると、限定特典として赤ちゃん型の判子がついてくるぞ。
さて、ついに“あの部分”を見てみよう。
布の下に隠された、仏母のご尊顔である。「呪いの力が集まる中心」とされており、見ると危険なため、通常は布で隠されている。
しかし……
お分かりいただけるだろうか……。
布はファサッとかぶせてあるだけなのだ。結ぶなどして固定されていないので、ふとした拍子にハラリと取れて呪いがブン撒かれる可能性も。物騒すぎ。固結びしとこうぜ。
さあ、ここまで来たからにはこの目で見ないと……。
映画でも写真でも既に見ているけれど、実物を前にすると緊張が走る。
なんか、いやなオーラも感じるし。
いくぞ
いくぞ……
ウワッ
無理無理無理無理無理無理
ウワァァァァァ――――ッ
……
……
ホーホッシオンイーシーセンウーマ……
ホーホッシオンイーシーセンウーマ………
ホーホッシオンイーシーセンウーマ…………
ホーホッシオンイーシーセンウーマ……………
『呪詛/大黒仏母 コレクティブルスタチュー』 予約受付中
発売時期 :2023 年12月予定■1/6スケール
https://mamegyorai.jp/net/main/item_detail/item_detail.aspx?item=672423
販売価格:55,000円(税込)
サイズ:高さ 約30cm×幅 約27cm×奥行 約23cm■1/4スケール
https://mamegyorai.jp/net/main/item_detail/item_detail.aspx?item=672422
販売価格:132,000円(税込)
サイズ:高さ 約45cm×幅 約40cm×奥行 約34cm
豆魚雷 高円寺店
〒166-0003
東京都杉並区高円寺南4-29-2 宮下ビル2F
12:00~21:00 (日曜、祝日は20時まで)
毎週月曜定休日