週刊少年マガジン連載、累計発行部数7000万部を超えの『FAIRY TAIL』の真島ヒロ最新作『EDENS ZERO(エデンズゼロ)』の、テレビアニメ第二期の放送がスタート!

2018年、週刊少年マガジン30号より連載が開始され、2021年4月よりテレビアニメ第一期が放送に。そのファン待望の第二期について、寺島拓篤(主人公シキ)さん、楠大典(銀河六魔将のドラッケン・ジョー)さんにさまざまなお話をうかがいました。

■公式サイト:https://edens-zero.net/ [リンク]

●まず第一期の感想から教えてください。

寺島:シキがレベッカと出会い、生まれ育った場所を飛び出して、今まで出会ったことがない人、見たことがないものと出会い、たくさんの経験をしました。何倍もの情報量でシキは少しずつ成長しながらも元から持っているものも忘れず、戦いながら成長していく姿がとてもまぶしかった。時にシリアスな描き方も王道であり、面白くて感動もしました!

楠:ドラッケン・ジョーは一期目の終盤からの登場で、シキたちどどう関わっていくのか、物語をどう盛り上げていくのか、そしてドラッケン・ジョーがどんなキャラクターなのか、スタッフさんたちと話し合いながら作っていったという記憶があり、二期目の展開に向けての第一歩を楽しみながらやらせていただきました。

●そして第二期は、いよいよ敵として対峙しますが、お互いの印象は?

寺島:とにかくドラッケンは怖い印象が強いです。戦う人としての強さだけではなく、それ以上に人間の心を恐怖に落とす術に長けている。ただ暴力をふるって暴れているだけじゃなくて、社会派な一面があり、人間をどう支配するか熟知していて、読んでいて怖い人だなと。シキ目線ではどう倒そうか心配になりましたし、そこに大典さんの声が乗るわけで(笑)。

楠:ドラッケン・ジョーとしては、今まで通り力で捩じ伏せることが出来ると思っていたのでしょう。わたし個人としては、シキと友達になる世界戦の話が出てくればいいなと(笑)思っていました。

●演じる上でこだわった点は?

寺島:第一期の時は難しかったのですが、第二期では自然とできたんですよね。シキという存在が僕の中で当たり前になっていったんだと思います。ただ、第一期に比べてシリアスなので、その感じが伝わればいいなと。なので今回は、シキの状況の受け止め方、ドラッケンとの向き合い方みたいなものが出るように気をつけました。

楠:ドラッケン・ジョーの怖さは、逆らう者には死を与えるのではなく出来るだけ生かしながら従わせるという恐怖、この感じを出すためにスタッフさん達と話し合いながら演じさせていただきました。

寺島:明らかに押し付けてくる怖さじゃないのが逆に怖いですよね。

楠:見せかけだけの怖さにならないよう、気にしながらやっていました。どう見えるか、僕も放送が楽しみです!

●みなさんの反応が楽しみですよね。

楠:あんまりマイナスなことを僕に言わないでください!

寺島:こんな繊細な方がやっています(笑)。

●改めてシリーズの魅力についてはいかがでしょうか?

寺島:作品を通して出てくる真島先生の個性がやっぱりすごくって(笑)。それは前作の『FAIRY TAIL』の頃から感じていました。続けば続くほど、読んでる人の中にもその価値観が生まれてくると思うんです。また、ファンタジーから一転、SFが独特のタッチなんです。それが漠然とした面白さではなくて、ストーリーや展開なども練られていて、伏線回収の数もすごい。何にも考えなくても楽しめる派手さもありながら、考えて読んだらどんどん深みにはまる緻密さも兼ね備えていて、すごいなって関心してしまいました。

楠:登場するキャラクターが個性にあふれ細かく設定されていて魅力にあふれている。この事がストーリーが進むにつれどんどん分かっていき想いが増すんです。どのキャラクターも推せる。この素晴らしい真島先生の作品を沢山のスタッフ達がアニメ化して行く。皆、真剣です。楽しんでます。愛してます。中でも監督の石平さん、シキみたいな方なのです。人の良い所を見つけ、友達になっていく。こんなファミリーみたいな現場で作られた作品は面白いに決まってます。

●楽しみに待っているファンのみなさんへメッセージを!

寺島:第二期は第一期よりもさらにシリアスさが増しますし、展開もものすごく壮大なものになっていきますが、シキたちはなんだかんだ根本は変わらず楽しそうにやってます(笑)。そのバランスが絶妙に面白いので、一緒についてきて楽しんでいただければうれしいです!

楠:1シーズンを観て下さった方、お待たせいたしました。ドラッケン・ジョー大暴れです!! 今回初めて観るという方、大丈夫です。今回からでも楽しめます。ですが、今は便利な世の中で1シーズン目もHuluさんとかで観る事が出来ます。そして2シーズン目のドラッケン・ジョー大暴れを楽しんで下さい!! ドラッケン・ジョーのエーテルギアは、どんな物質もラーメンに変えることができるのです。乞うご期待!!

寺島:ラーメン好きだなあ(笑)。このインタビューはフィクションですからね!

■ストーリー

夢の国・グランベルで機械たちと暮らす少年・シキは、100年ぶりの来国者となる動画配信者(B・キューバ―)の少女・レベッカと青猫のハッピーに出会う。すぐさま意気投合し、“友達”となったシキたち…この小さな出会いが、彼らの「運命」を大きく変えていく!! まだ見ぬ世界に夢を乗せ、少年と少女と青猫の、果てしない冒険が始まる!!

(C) 真島ヒロ/講談社・NTV

(執筆者: ときたたかし)

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 寺島拓篤&楠大典インタビュー、真島ヒロ最新作『EDENS ZERO(エデンズゼロ)』第二期は、「第一期よりもさらにシリアス!」「ドラッケン・ジョー大暴れを楽しんで!」