求人検索エンジンのIndeed Japanが、職場の実体験を全国から集めた『ジェンダーギャップを生み出す 守らなくていい職場の“謎ルール”ブック』を公開。職場でジェンダーギャップを引き起こす“謎ルール”と、それらをなくしていくためのヒントを掲載しています。

約5200の実体験を元に制作

“謎ルール”ブックは、Indeedが日本全国の働く人々から収集した、「職場でジェンダーギャップを感じた実体験の声」約5200件を元に制作したもの。

合理的な根拠のないジェンダーに関する慣習や暗黙のルールを“謎ルール”として定義し、「性別による役割の謎ルール」「採用の謎ルール」「育児と働き方の謎ルール」「キャリアの謎ルール」の4カテゴリに分けて「守らなくていい“謎ルール”」としてまとめています。

“謎ルール”に対抗するヒントも

“謎ルール”ブックはIndeedの特設サイトから誰でも無料でダウンロードすることができます。

例えば「性別による役割の謎ルール」の項目を見てみると、「入社時に、女性社員にのみ教育される、お茶出し、電話当番。」「私は男性ですが、女性はオフィスカジュアルで比較的服装は自由なのに、男性はスーツでなくてはならない。」といったジェンダーギャップに関する投稿が。

「育児と働き方の謎ルール」には、「今の職場で定年退職する職員の後任の候補になりましたが、事務員さんと雑談で『あと1人子どもが欲しいです』と話したところ、それが社長の耳に入り、後任の候補から外れました。」「女性は育児があるからと男性が残業するのか当たり前。」などの声が集まっており、それに対する有識者の声を通したヒントも掲載されています。

「こんな謎ルールなんてもう世の中に無いでしょ!」と思えた人は、職場環境に恵まれているのかもしれません。

『守らなくていい職場の“謎ルール”ブック』特設サイト:
https://jp.indeed.com/cm/gender-equity/nazo-rule

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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 あなたの会社にも存在する? 職場の実体験を集めた謎ルールの数々