Netflixシリーズ「今際の国のアリス」シーズン2が全世界独占配信中です。2020年12月に配信されるや、日本国内のみならず世界中が熱狂。世界70カ国 以上でTOP10入りした全世界待望のサバイバルドラマの待望の続編です。12月22日に配信されるやいなや、日本を含むアメリカ、カナダフランスなど90カ国でTOP10入りし、うち9カ国では首位を獲得。日本発のNetflix作品として全世界で最も視聴されている大人気サバイバルドラマです。


生きる意味を見失っていたアリスやウサギたちが、元の世界に戻ることを希望としてまさに命懸けの“げぇむ”に挑む姿に共感し、仲間との絆が深 くなるほどに緊張感が高まるストーリー展開。知力・体力・チームワークなど登場人物それぞれの特性が活かされる多種多様な“げぇむ”の数々。彼らは元の世界に戻ることができるのか…!?

シーズン1に引き続き「ミラ」を演じた仲里依紗さんにお話を伺いました。

――シーズン2にて再びミラを演じられて、改めてミラというキャラクターにどの様な魅力を感じていますか?

ミラはミステリアスなのですが、演じていくうちに色々と彼女のことを知りたくなって、そういう部分が魅力的な人だと改めて感じました。シーズン2ではミラの“生っぽさ”が垣間見えるシーンもあって、そこをどう演じるかが難しかったです。

特に長台詞のシーンは私が言えるのかという不安があって。台詞を覚えるだけじゃなくてそれを演じながら言わないといけないので、何度も練習しました。台本を読めば読むほど「ミラってこういうキャラクターなんじゃないか」と自分で感じたり、彼女の面白さを自分の中でつかんでからは、スッと役に入ることが出来ました。

――観ているこちら側もミラに翻弄されながら、でもすごく魅力的で惹きつけられます。

台本を読んでいても、どれがミラの本心なのか分からなくなるんです。「これも嘘なんじゃないか?」と思ったり。だからセリフからミラを捉えるのがすごく難しくて、身体的疲労より、精神的疲労の方が大きかったです。撮影が終わったあとは、暴飲暴食して発散しました(笑)。

――仲さんご自身がこの世界に入り込んでしまったとしたら、何系の“げぇむ”が得意だと思いますか?

走り回るのは絶対無理ですね…。お芝居をやっているので、嘘をつく演技とか、逆に嘘を見抜くとか、それは出来そうかなと思います。ドラマの中には、計画的に動くキャラクターもいますけれど、私はいつも行き当たりばったりで過ごしてきたから、ちゃんと計画的にしないとなと思ってます(笑)。

――女優さんは確かに心理戦系の“げぇむ”は得意そうですよね。仲さんはお芝居の世界以外でも、様々なジャンルで活躍していますが、発信する上でどんな事を大切にしていますか?

自分が好きって思うことをちゃんと表現することです。これまでは役者という仕事柄、自分以外の誰かを表現をすることが多かったので、自分自身の評価って本当はどうなんだろう?と思うこともありました。今はアパレルやYouTubeで自己表現することが出来て、それが色んな人に伝わって、好きだと言ってくれる方もいるので、自分の好きを表現して良かったなって思っています。自分でしたいものをしっかり伝えていくことは大切だなと感じています。

――これからも仲さんの表現をとても楽しみにしています。今日は素敵なお話をありがとうございました!

撮影:周二郎

Netflixシリーズ「今際の国のアリス」シーズン2
原作:麻生羽呂「今際の国のアリス」(小学館「少年サンデーコミックス」刊)
監督:佐藤信介
出演:
山﨑賢人 土屋太鳳
村上虹郎、三吉彩花、桜田通、朝比奈彩、恒松祐里、渡辺佑太朗、森永悠希、町田啓太、磯村勇斗、井之脇海、
毎熊克哉、さとうほなみ、山本千尋、金子ノブアキ、阿部力 青柳翔、仲里依紗、山下智久
脚本:倉光泰子 佐藤信介
撮影監督:河津太郎 音楽:やまだ豊 美術監督:斎藤岩男、大西英文
VFXスーパーバイザー:神谷誠、土井淳 アクション監督:下村勇二
エグゼクティブ・プロデューサー:坂本和隆(Netflix コンテンツ部門 バイス・プレジデント)
プロデューサー:森井輝
制作協力:株式会社Plus One Entertainment
企画・制作:ROBOT

(C)麻生羽呂・小学館/ROBOT

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 「今際の国のアリス」シーズン2 仲里依紗インタビュー「台本を読んでいても、どれがミラの本心なのか分からなくなる」