8月31日にリリースされる乃木坂46の30thシングル『好きというのはロックだぜ!』。グループ期待のエースで4期生の賀喜遥香をセンターとする同曲だが、そこに初めて選抜メンバーとして、金川紗耶とともに選ばれたのが弓木奈於である。彼女と言えば“弓木ワールド”と評される独特の言動で話題を集めるメンバーだ。

だが、その活躍のウラには、ある先輩メンバーの存在を忘れてはならない。それが、1期生として長らく活動し、先ごろグループの卒業を発表した和田まあや。2人はともに高校時代の同級生。クラスが一緒になったことはなかったというものの、和田は当時から、その珍妙な発言を関心を持って見ていたようだ。そして13歳のとき、乃木坂の一員として活動をスタート。のちに弓木が4期生として入ってきたとき、「奈於が!?」と驚いたという。

一方、弓木は、昨年7月25日、8月1日放送の『乃木坂工事中』(テレビ東京系)で和田と共演。グループ1の“おバカ”を決める名物企画「第3回 頭NO王」の収録に臨んだ。その際、「後輩だし、敬語で話したほうがいいかな?」と、しきりに確認してきた弓木に、和田は「同級生なんだから」と、タメ口でやり取りしようと言ってくれたのだとか。

そんな和田も、弓木に先んじて、乃木坂のバラエティの歴史の一翼を担ってきた。2014年、『乃木坂って、どこ?』(テレビ東京系)で初代“頭NO王”に輝いたのだ。そのクイズの中では例えば、「何かが欲しくてたまらないことの例え“のどから〇〇”が出る」に、“たん”、“ひじ”、“ひざ”など奇跡の誤答を連発していた。

企画はその後も引き継がれ、先述したように昨年、3回目が行われた際は、弓木が新・頭NO王に選ばれた(2代目は中村麗乃)。7年越しではあるが、同じ企画で2人がナンバー1に選ばれたことは、見えない絆を感じさせる。

和田はまた、そんな弓木の“エピソード・ゼロ”を知っている貴重な人物だ。昨年11月、ともに出演した『乃木坂46のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)で、弓木が学校の全ての休み時間で「ずっと何か食べていた」と明かすなど、そのキャラクターを広めるのに一役買っていた部分もある。
 
先輩・後輩分け隔てなく接し、グループの潤滑油のような存在だった和田。「愛されまあや」という愛称もついていた彼女は、後輩の弓木の“居場所”もきちんと作って巣立っていくのだ。2人は現在、“乃木中”での共演はそれほど多くない。卒業する前に、ぜひ“頭NO王”での再戦を望みたい。

(執筆者: genkanaketara)

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 乃木坂46・弓木奈於の活躍を下支えした同級生・和田まあやの功績 第4回『頭NO王』での最後の激突を期待!