焼肉って「焼肉を焼く」って言うけど、焼いてからが焼肉であって、焼く前は肉だよな。そう考えれば「焼肉を焼く」ってなんだ。すでに焼いてある肉を改めて焼いているのかな。いやいや、いつも生肉を焼いて食べているよな。だったら「焼肉を焼く」じゃなくて「肉を焼く」だよな。

サッと入って極上の焼肉が食べられる店

そんなことはどうでもいいが、気前にサッと葉入れて極上の焼肉が楽しめる焼肉屋、あると嬉しいよな。予約必須だの、数か月待ちだの、希少部位だの、いろいろ付加価値がついてる焼肉屋もいいけれど、サッと入って極上の焼肉が食べられる店って、減りつつある気がするよ。

最初から牛タンを5人前オーダー

でも、JR巣鴨駅前の『金剛苑』(東京都豊島区巣鴨2-1-1)は間違いないね。間違いないから、間違いないってもう一度言う。間違いない。何が間違いないか? 上タン塩(2400円)だよ。これを1~2人で5人前食う。ガッツリ、最初から5人前オーダー。するとやってくる、大皿に盛られた大量の牛タン。

箸でつまむとズッシリ感あり

この牛タン、凍ってない。トロトロで、ツルツルで、弾力ある良き牛タン。箸でつまむとズッシリ感あり。厚切りだし、大きくカットされているから、まさに横綱級のダイナミック重量。それをしっかり、じっくり、網で焼く。

旨味濃度がバツグンに濃い

ライスはいらない。とことん、牛タンを堪能。食べると広がる旨味。しかも旨味濃度がバツグンに濃い。濃すぎる。レモン汁と塩でバッチリ最高。飛ぶぞ! ここまで上質な牛タンが駅前で食べられるとは、令和時代も捨てたもんじゃアアアアアないのう。

店名: 金剛苑
住所: 東京都豊島区巣鴨2-1-1

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 トロトロの牛タンが激ウマな駅前焼肉『金剛苑』で牛タン5人前オーダーした結果