2022年7月16日付の朝日新聞朝刊に掲載された読者投稿の「朝日川柳」が、奈良県で参院選の応援演説中に銃撃され亡くなった安倍晋三元総理大臣を揶揄するような川柳を選出。同新聞の仙台総局・東北復興取材センターの岡本峰子氏(@mine56ramp300)はTwitterで「きょうの朝日川柳がすごく読まれています」とツイートしていますが、ネットでは「正気?」「絶句」「部数が減るわけだ」といった否定的な反応が続出する事態になっています。

朝日川柳 西木空人選(朝日新聞デジタル ※有料会員記事)
https://www.asahi.com/articles/DA3S15357949.html [リンク]

選出されているのは、次の七句。

疑惑あった人が国葬そんな国
利用され迷惑してる「民主主義」
死してなお税金使う野辺送り
忖度(そんたく)はどこまで続く あの世まで
国葬って国がお仕舞(しま)いっていうことか
動機聞きゃテロじゃ無かったらしいです
ああ怖いこうして歴史は作られる

これには「不快極まる」「怒り通り越して悲しい」という声が多数上がっていたほか、1987年5月3日に記者1人が死亡し1人が重傷を負った朝日新聞阪神支局襲撃事件を引き合いに「赤報隊事件でテロに遭っているのによく載せられるな」という反応も見られました。

自由民主党の三谷英弘衆議院議員(@mitani_h)は、この「朝日川柳」について次のようにツイートしています。

朝日川柳の件。
どこかの国と違い、表現の自由が守られる我が国では、こんな安倍元総理の暗殺を嘲笑うかのような言論でさえ許されている。
しかし、健全な自由市場の中では、国民の目から見て、いかなる言論も常に淘汰される可能性があるということも付言したい。

なお、選者の「西木空人」は1965年から2002年まで朝日新聞で務め、看板コラム『天声人語』の担当だった栗田亘氏の筆名になります。

故安倍氏の首相在任中に森友学園・加計学園の疑惑があり、岸田文雄総理が国葬にする方針を示したことに賛否両論がありますが、言説を戦わせることは良いとしても、故人を貶めるような印象を持たれるような表現に関して、厳しい声が上がるのも仕方ないのではないでしょうか。

※画像は『写真AC』より

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 「不快極まる」「赤報隊事件で記者が撃たれているのに」 朝日新聞が「疑惑あった人が国葬そんな国」などの川柳を選出し批判噴出