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日本全国においしいお好み焼きの店がありますが、やっぱり大阪のお好み焼き屋のレベルはワンランク上のような気がしますよね。お店だけでなく、大阪の家庭で焼くお好み焼きも「大阪の友達んちで食べたけど超うまかった!」との声を耳にします。
何が違う? 大阪以外の地域のお好み焼きと何が違う? 何が違うから大阪のお好み焼きはおいしいの? そんな疑問をストレートに大阪府民に投げてみたところ「簡単な方法でお好み焼きがおいしくなるよ」とのこと。それは知りたい。
お好み焼きをおいしく焼き方法は「生地を潰さずに焼くこと」。鉄板に生地を落としたら、コテで軽く円形にかたちを作るだけで、伸ばしたり、潰したりせず、あとは焼けるのを待つだけ。とにかく潰さない。余計なことはしない。
たとえ厚すぎると感じても、厚さがあるまま、じっくりと焼く。ただそれだけで、おいしいお好み焼きに仕上がる確率が高まるそうです。潰さないと、どうしておいしくなるのか? 潰すと生地から空気が抜けてしまうから。空気がたっぷりと生地に含まれていることで、ふわふわな食感に仕上がるからおいしくなるのだそうです。
お好み焼きが好きで好きでたまらない大阪府民のひとりは「お好み焼きは空気を食べるようなもの」とも話していました。それだけ、生地内の空気は大切なのでしょう。このテクニック、自分で焼くお好み焼き屋でも、自宅でも、どちらでも実践できますね。
「大阪府民じゃないけどそんなの常識だよ」「そんなの基本だよ」という人もいるかと思います。でも、知らない人も多いようなので、もしお好み焼きを作る場になったら、この方法を広めてみると、全国のお好み焼きが今より少しおいしくなるかもしれませんよ。
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)