徳島県・香川県・愛媛県・高知県の4県がある四国地方。人口は約363万人で島内の交流が盛んで文化圏を形成していると考えがち。

高知県中部にある人口約20000人の須崎市のご当地キャラクターしんじょう君(@susaki_city_PR)が、「四国四県はちかいし仲いいんでしょ?ってきかれたらこの画像をみせるといいよー☆」と題して、「高知ぼっち!」を強調する画像をツイート。22000以上のRTと約62000もの「いいね」を集めて話題となっています。

しんじょう君によると、徳島は大阪と、香川は岡山と、愛媛は広島となかよし。それぞれ本州のテレビ・ラジオ局の電波が入りますが、四国山地に隔てられた高知には県外電波が届かず、「どことも文化圏を共有しない」と指摘しています。

このツイートには、「マジでこれ」「高知県は独立国家」といった声が多かったほか、「『笑っていいとも!』は17時放送で『ドラゴンボール』は数ヶ月遅れだった」「高知で走っている車は高知ナンバーばかり」「全国チェーン店の出店も遅い」といった反応も寄せられていました。

徳島県の剣山(標高1995m)と愛媛県の石槌山(標高1982m)をはじめとする険しい山々がそびえる四国山地を超えないとたどり着けないため、未だに路面改良が未整備な国道(酷道)が残るなど、交通網にも厳しさが垣間見える高知県。一方で吉野川水系にある早明浦ダムは高知県本山町・土佐町に位置しており、しばしば水不足に悩まされる瀬戸内海側三県からは「頭上がらない」といった声もありました。

「太平洋がお友達」「だからこそ高知は面白い」という意見も多数上がっていたこのツイート。独自の文化が根付いているからこその魅力があるという裏返しのようにも感じられます。

※画像はTwitterより
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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 「四国四県は近いし仲良し」は誤解!? 須崎市ご当地キャラクター「高知ぼっち」ツイートに共感多数