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1943年のスクリーンデビュー以来、世界中で愛されているディズニーのシマリスの名コンビ、チップとデール。アニメーションシリーズ『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』(1989)― 30年の時を経てカムバック!『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』が配信開始となり、チップとデールが大活躍する冒険や2人のキュートな魅力、さらに作品の枠を飛び越えたディズニーキャラクター達の共演や、ディズニー以外のキャラクターのまさかのカメオ出演、過去名作のパロディなど大きな注目を集めている本作。配信後も話題冷めやらぬ中、さらなる“サプライズ”が隠されていることを、監督のアキヴァ・シェイファーが明かしてくれました。
監督を務めたアキヴァ・シェイファーは“ザ・ロンリー・アイランド”という3人組のコメディグループの一員でもあり、監督だけではなく、コメディアン、脚本家、俳優としても活躍しています。チップとデールの30年ぶりの活躍や、ディズニーキャラクターたちの夢の共演など、ディズニーファンにはたまらない本作について「観客が見つけられないもので言うと、、ナイン・オールドメン(9人の伝説的アニメーターたちのこと)と呼ばれている有名なものがあるんだ。それは、『白雪姫』を皮切りに、ディズニーの名作を作成した有名なアニメーターたちだ」と、彼らがいなければ今のディズニー作品は存在しなかったといっても過言ではない、『白雪姫』や『シンデレラ』などの長編カラーアニメーションを生み出した、ディズニーの伝説的なアニメーターのサプライズを隠したそう。
「僕らは、(彼らについて)多くものを忍び込ませた。あるショットの中に、彼らについての本が見えるんだ。ショットの中に、「ナイン・メン」という言葉が隠されているんだよ。それがどこかは言わない。でもそれらを見つけるのは楽しいことだと思う」と、彼らについての著書が本作に隠れているとコメント!観客に楽しんでもらうためどのシーンが明かさなかったアキヴァのヒントを元に、どこの場面に映り込んでいるのか、ぜひ探してみて。
さらに彼は本作に隠されたもう一つのイースター・エッグを明かしてくれた―それは、本作のチップとデールの”声“についてだ。US版・日本版どちらも、2人の声は過去のアニメーションとは違う声となり、日本ではチップとデールの”イケボ“に注目が集まっている。US版では、アキヴァと同じくザ・ロンリー・アイランドのメンバーである、アンディ・サムバーグがデールの声を務め、ジョン・ムレイニーがチップの声として新たにキャスティングされています。
アキヴァは「主人公のレスキュー・レンジャーたちはアンディとジョン・ムレイニーだから、オリジナルの声ではない。でも、彼らが甲高い声になる時、それはコーリー・バートンとトレス・マクニールなんだ。彼らは、その番組で彼らの声をやったオリジナルの人たちなんだよ。だから僕は、予算と、スケジュールと、今でもいる人たちの中で、これらのキャラクターのレガシーを尊重するために、本当に最善を尽くしたんだ」と、劇中で聞き馴染みのあるチップとデールの甲高い声に変わるシーンでは、TVシリーズの時の声優と同じキャスティングをしたとコメント! ユニークで遊び心満載のシーンばかりではなく、チップとデールのオリジナル性を尊重する、監督の熱い想いが描かれたシーンも存在したことを明かしています。
笑いあり感動ありのサプライズに溢れる本作は、何回見ても新しい発見があるのでぜひ繰り返し観て!ディズニープラスオリジナル長編映画『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』はディズニープラスで独占配信中。
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