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IT・クリエイティブ系の専門コースを多数開講しているデジタルハリウッド。Webデザイナー専攻やネット動画クリエイター専攻などは、転職を目指す人や副業のためのスキルを身に着けたい人に向けて、全国に34拠点がある『デジタルハリウッドSTUDIO』と、オンラインのどちらでも自由に学べるハイブリッドなカリキュラムを組むことができます。
2022年1月には、デジタルハリウッドSTUDIO新宿が新宿駅東口のロータリー前のビルに移転。2022年4月にはSTUDIO立川がオープンし、御茶ノ水本校・STUDIO吉祥寺と合わせて中央線沿線に4校が揃うことになりました。ここではSTUDIO新宿とSTUDIO立川の特徴あるコンセプトと内装を見ていきます。
東口アルタ近くのビルNEWNO・GS新宿の最上階10Fにある新STUDIO。『都心にギャップを生み出す大人カジュアルな空間』をコンセプトにした内装で、ゆったりとしたソファーがあるリラックスルームや子どもを遊ばせることができるように絵本や児童向け書籍、積み木などの玩具が揃っているのが特徴となっています。
デジタルハリウッドの担当者によると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による影響で、「旅行業・宿泊業・飲食業や、在宅ワークができない人たちの受講生が明らかに増えました」といい、とりわけWebデザイナー選考は副業目的や転職を目指した女性で学ぶ人が増えたといいます。
STUDIO新宿には、動画撮影・配信用のスペースも完備されています。
コロナ禍により、オンラインで完結できるカリキュラムを組んでいたというデジハリ。「オンラインでも直接講師に質問することができるようになっていますし、Zoomを活用した授業も行っています。日本国外からの受講生もいますよ」(担当者)とのことですが、「やはり対面でのコミュニケーションに価値がある」といい、2022年に入ってからは講師や受講生同士の交流を促進する方針に徐々にシフトしたい意向を示しています。
STUDIO新宿の場合、卒業生を対象としたコアワーキングスペースも併設しているので、さまざまな属性の人が集まってくるように企図されています。デジハリは在卒生の出口支援を行う「xWORKS」(エックスワークス)などを提供しており、より「仕事」につなげやすいのではないでしょうか。
デジタルハリウッドSTUDIO新宿
所在地:東京都新宿区新宿3-24-1 NEWNO・GS新宿10F
立川駅北口から徒歩4分の好立地にあるSTUDIO立川。多摩エリアには多数の大学・短大・専門学校などがあることから、「同じ目的を持つ仲間と繋がれる第2の拠点『NEOブシツ(部室)』」がコンセプトだといいます。開放的な空間が特徴的で、現役のデザイナーやフリーランサーであるトレーナー・講師と受講生の交流を図れるような場を目指すとしています。
窓側には、円形の仕切りスペースが。ミーティングや撮影などさまざまな用途で使うことができそうです。
若年層を中心に需要が高まっている動画クリエイターやCG制作ですが、現状では「趣味の延長線というライトな気持ちで学びはじめる受講生が多い」(担当者)といいます。各STUDIOには機材が揃っていることもあり、より本格的なスキルが学べるため、手に職をつけるという考えで受講するという人が今後はより増えるかもしれません。
デジタルハリウッドSTUDIO立川
所在地:東京都立川市曙町2-8-18 東京建物ファーレ立川ビル1階
御茶ノ水本校、STUDIO吉祥寺と合わせて、中央線沿線の展開で「より学生に向けてアプローチしたい」という狙いがあるというデジハリの専門コース。
デジハリの場合、開講コースで各STUDIOを自由に利用できるという特徴があり、カリキュラムもオンラインや動画教材で学ぶことも可能。6ヶ月の期間の後期には卒業制作があり、クラス全体で動く授業が増えるなど、受講生同士の交流を促すような内容になっていくといいます。
本業がある人や学生で新しいスキルを身に着けたい人にとっては、自分自身で受けたい授業を選択でき、オンラインでの質問に『Slack』を活用して講師が答える体制が整っているのは魅力的。動画やCG制作といった配信者向けの講座が複数あり、本格志向の人が集うことで、それぞれの人脈を広げる可能性も高いのではないでしょうか。今後はドローンなどを用いたカリキュラムの開発も視野に入っているとのことなので、デジハリのコミュニティに入っておくことで、トレンドの技術に自ずと触れることが出来るという利点もありそうです。
デジタルハリウッド 専門スクール
https://school.dhw.co.jp/ [リンク]