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ターボファンを搭載する冷却機構や165Hzディスプレイといったトガった仕様を盛り込み、アップデートを続けるNubia Technologyのゲーミングスマートフォン「RedMagic」シリーズ。最新モデル「REDMAGIC 7」ではQualcommの最新チップSnapdragon 8 Gen 1を搭載し、12GB RAMと128GBストレージの「Obsidian」、18GB RAMと256GBストレージの「Supernova」の2モデルをラインアップして、国内では4月18日に販売を開始します。上位モデルのSupernova実機を発売前に触ることができたので、レビューをお届けします。
Supernovaはガラス製背面を透明にして、内部が見える透明デザインを採用。前モデル「REDMAGIC 6S PRO」のGhostモデル同様、透明ボディに発光する冷却ファンを搭載し、ゲーミングPC的な世界観を感じさせるのが大きな特徴です。ASUSのゲーミングタブレットPC「ROG Flow Z13」も、透明なウィンドウから基板が光って見えるデザインを採用していたように、「透明デザイン+発光パーツ」はゲーミングデバイスのトレンドを形成しつつあるように感じます。
第12世代インテルCoreプロセッサーとNVIDIA GeForce RTX 3050搭載の2-in-1ゲーミングタブレットPC「ROG Flow Z13」レビュー https://t.co/U88IZrjr2A#getnews#ガジェット通信pic.twitter.com/NNBzYz6Qjb
—ガジェット通信(公式) (@getnewsfeed) February 17, 2022
「20000 R.P.M@MAX Turbofan w/RGB」とプリントされた歯車状のパーツが、毎分2万回転で回る冷却機構のターボファン。カラフルに発光しながら回転します。前モデルと比べてエアフローを30%、空気圧を35%増加しつつ、騒音の40%低減を実現。
ターボファンによる冷却に、放熱部品のベイパーチャンバー、高熱伝導性銅箔シート、サーマルジェル、冷却用炭素繊維サーマルパッド、アルミニウムヒートシンクといった冷却システムを組み合わせて高い冷却効果を実現。ゲーム中のパフォーマンスを最適化します。
SoCにSnapdragon 8 Gen1を採用し、プロセッサー性能は4倍に向上。グラフィックスでは内蔵のAdreno GPU性能を25%、レンダリング効率を30%向上しています。OSはAndroid 12対応のRedMagic OS 5.0。
本体サイズは170.57×78.33×9.5mm、重量は約215g。6.8インチFHD+(2400×1080)ディスプレイ、リフレッシュレート最大165Hz、タッチサンプリングレート最大720Hzと、サイズとディスプレイは前モデルとほぼ同じスペック。滑らかな映像やゲームの表示と、遅延の少ないタッチ操作を実現します。
指紋認証センサーを画面に搭載。
左側面にはゲーム関連の設定やランチャーとして機能する「ゲームスペース」を起動する赤いスライドスイッチと音量ボタンを搭載。
右側面には電源ボタンと、両手で横持ちにした際にトリガー操作に使える静電容量式のトリガーボタンを搭載します。タッチサンプリングレートは450Hzから500GHzに向上。
画面下部にはSIMスロットとUSB 3.0 Type-Cポートを搭載します。バッテリー容量は4500mAh。65W出力の窒化ガリウム(GaN)USB充電器が付属し、25分以内にフル充電できる急速充電に対応します。
急速充電中にもターボファンを回すことで、本体の温度を抑えることが可能に。
USBポートはDP ALT(Display Port Alternate mode)に対応。USB-C対応のモバイルディスプレイを使えば、ケーブル1本で画面が出力できます。
カメラは6400万画素のメインレンズ、800万画素の超広角、200万画素のマクロレンズの3眼構成。最大で8K 30fpsの動画撮影に対応します。インカメラは800万画素。
ゲームモードに切り替え、165Hzのリフレッシュレートでベンチマークを実施しました。「3D Mark」の「Wild Life」はスコアが10024。前モデルの「REDMAGIC 6S Pro(Ghost)」では5851だったので、大幅にスコアが向上していることが分かります。「Geekbench 5」のシングルコアのスコアは1239、マルチコアのスコアは3748。前モデルでそれぞれ982と3609であったことから、こちらもスコアが向上していることが分かります。両ベンチマークとも、「Galaxy S21 Ultra 5G」を超える結果を記録しています。
専用アクセサリーのスマホクーラーを装着してベンチマークを実行しましたが、スコアはWild Lifeが10042と、微増程度の結果でした。長時間のゲームプレイで、熱によるパフォーマンスの低下を防ぐ効果は得られそうです。動作音が静かでゲームの邪魔にならないだけでなく、大きなファンの発光ギミックが気分を上げてくれます。
ゲームモードでゲームアプリを起動すると、画面の右上か左上から画面中央に向かってスワイプすることで、設定メニューをオーバーレイ表示。CPUとGPUの動作を「バランス」「ライズ」「ビヨンド」の3モードから設定できる他、画面のリフレッシュレートやタッチサンプリングレートなど詳細な設定メニューが利用できます。トリガーボタンの設定もここから可能で、画面上のバーチャルパッドに「L」「R」のマーカーをドラッグして操作を割り当てられます。「原神」や「NEW STATE Mobile」といったモバイルゲームがストレスなく滑らかに動き、ゲーム機感覚で操作できるリッチなゲーム体験が楽しめました。
定額制ゲームサービス「Xbox Game Pass Ultimate」に加入して「Xbox Game Pass」アプリをインストールすれば、100タイトル以上のXboxゲームをモバイル環境で遊べる「Xbox Cloud Gaming」も快適に利用可能。バーチャルパッド対応タイトルは、トリガーボタンを併用することでより遊びやすくなります。
スマホホルダーでXboxコントローラーに取り付けてプレイしたり、スマホ用ゲームコントローラー「Razer Kishi」を装着してプレイするのもオススメです。滑らかで高精細な映像と遅延のないスムーズな操作感。最新のゲーミングスマホ+クラウドゲーミングの組み合わせが、一昔前の携帯ゲーム機を軽く超えてしまうポテンシャルを持っていることが実感できます。
REDMAGIC 7は、4月11日12時から4月17日24時にかけて予約販売を開始予定。先着100名には3000円OFFの特典が用意されています。本体価格は、12GB RAMと128GBストレージ搭載のObsidianが91000円(税込)、18GB RAMと256GBストレージ搭載のSupernovaが11万6000円(税込)。専用アクセサリーとして、ガラスフィルムを2200円(税込)、保護ケースを3300円(税込)、スマホクーラー(グレー)を6600円(税込)、スマホクーラー(透明)を6930円(税込)で販売します。
REDMAGIC 7 予約キャンペーン –REDMAGIC日本公式サイト –RedMagic (Japan)
https://jp.redmagic.gg/pages/redmagic-7-launch