3月5日（土）、6日（日）にガンダムゲームのesports大会「GUNDAM GAME GRAND PRIX2022（以下、GGGP2022）主催：創通、特別協賛：SANKYO」の本戦が開催された。

第4回大会となる本大会は実施タイトルとして『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 クロスブースト』を採用し「チームホールド部門」と「シャッフル部門」を設け、GGGPでは初となる1タイトル2部門にて開催。3月5日（土）にシャッフル部門の本戦が、3月6日（日）にチームホールド部門の本戦が開催され、数多くの名勝負を生んだ本大会は、興奮冷めやらぬまま幕を閉じた。

さまざまなドラマが待ち受ける2日間は、MCのコーリーと植田佳奈のオープニングから開始。実況解説のなかおとみやぎも「シャッフル部門は対応力が求められる。波乱万丈な展開になるのでは」と、試合の内容に期待を寄せた。

まず3月5日（土）に行われたのは、チームメイトと対戦相手がランダムで選ばれるシャッフル部門。即席チームでどのように戦うのかが注目されるルールとなる。予選を勝ち抜いた128名の中から決勝戦まで勝ち残った選手は、「SHO∞」「dat」「こざやま」「らいひ」の4名。

準決勝までを全勝し、決勝戦1試合目で敗れたもののその後3連勝してみごと優勝の座に輝いたのは、こざやま選手。2位は同率でらいひ選手とSHO∞選手、4位はdat選手となった。

表彰式において、こざやま選手は「大きな大会で優勝したことがなかったので、GGGP2022で優勝が出来て本当に嬉しい。（同じく予選を通過している）チームホールド部門でも優勝を目指して頑張ります」と、喜びと意気込みを語った。

実況解説のみやぎからの「敗北した1試合目と同じペアで迎えた2試合目、意識を変えたことは？」という質問に、こざやまは「自分はタイマン寄りのプレイヤーなので、相方を信用しながらタイマンで勝つことを考えていた。3試合目では良いタイマンができた」とコメント。

MCの植田佳奈は「選手のみなさんの緊張や、その瞬間、瞬間で変わっていく場面を目の前で見られるのがとても面白かった。参加者のコメントでも相手を称えあえる試合が多くて素晴らしかった」と振り返り、この日の大会を締めくくった。

続いて、3月6日（日）に行われたのは、事前申請した1人1組のチームで戦う『チームホールド部門』で、練習で積み重ねてきたチームワークが光る。強豪チームの華麗な戦いに、会場だけでなくYouTubeでおこなわれていた配信番組でも大いに盛り上がった。

会場に集まった64チームを8つのプールに分け、各プールでのダブルエリミネーション方式トーナメント戦を行うPHASE1。そして、PHASE1を勝ち抜いた8チームで行うPHASE2。その出場チームは以下の通り。

・チーム「櫻井和志」の平沢アヴィ選手、カズシ選手
・チーム「みたいな感じの立回りです」のナリ・ヤマト選手、俺俺俺俺俺俺俺俺のメイン選手
・チーム「ネオ・長田幕府」の長田ザク選手、しろあか選手
・チーム「スクショ@330」のこたんぐ選手、レオシグ選手
・チーム「詩人＠刈谷の王」のわんお選手、てつお選手
・チーム「まゆげ信者」のRe-sinon選手、ちゃんるい選手
・チーム「ジムニャン」のぱん選手、リック選手
・チーム「あとには退けない戦いです」の柿ピー選手、なのは選手

シングルエリミネーション方式のトーナメント戦を制して、決勝戦に残ったのはチーム「スクショ@330」とチーム「まゆげ信者」。3試合先取というルールの中、2対2の大接戦で迎えた最終戦。制限時間無制限のなか、猛攻をかけて勝利をつかみ取ったのはチーム「まゆげ信者」。見事GGGP2022のチームホールド部門優勝となった。2位以下の順位は、2位「スクショ@330」・3位「ジムニャン」・4位「みたいな感じの立回りです」となっている。

惜しくも2位になったチーム「スクショ@330」のレオシグ選手は「決勝戦は何分間試合をやったか分からないですが、むちゃくちゃ楽しかったです。ガンダム人生のなかでもこんなに楽しい試合はなかったな、というくらい楽しい時間でした」とコメント。こたんぐ選手は「こういう大会って本当に盛り上がるし、最高だと思っています。またこういう機会がありましたら、精一杯練習して結果残せるように頑張っていきたいです」と次の大会へ向けての意欲を見せた。

表彰式に登壇した特別協賛の株式会社SANKYO 取締役副社長執行役員 富山一郎氏から、優勝賞金200万円のパネルを手渡されたチーム「まゆげ信者」のRe-sinon選手は「優勝できたのはこの日のために練習してきた成果だと思いますのですごく嬉しいですが、決勝戦は自分のなかで不甲斐なくて、納得出来ていないので、また大会の決勝に来て、次はむちゃくちゃ良いプレイしたいと思います」とコメント。

また、ちゃんるい選手は「いろいろな方から自分たちのチームが優勝候補と言われていましたが、こうやって大きい大会で優勝できたのはすごく嬉しいです。なにより、決勝で熱い試合をみなさんに見せられたことが嬉しいです」と、応援してくれた人たちに感謝を述べた。

最後はMCコーリーの「こうやって、オフラインの大会が開けたことはいろいろな人の協力があったからこそだと思います。本当に心から感謝いたします。この先いつになるかわかりませんけども、選手だけでなく、応援してくれるみんなとともに、オフラインで大会が出来ればいいなと思っています」と語り、予選を含め約1か月半、GGGP2022は大好評の内に幕を閉じた。

GGGP2022 大会概要
・主催：株式会社創通 特別協賛：株式会社SANKYO
・実施タイトル：機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 クロスブースト
・賞金総額：500万円
チームホールド部門
1位：200万円（1人100万円）
2位：70万円（1人35万円）
3位：30万円（1人15万円）
4位：10万円（1人5万円）
・スケジュール
エントリー受付：2021年11月29日（月）12：00～2021年12月12日（日）23：59
オンライン予選
チームホールド部門：2022年1月14日（金）～2022年1月23日（日）
シャッフル部門：2022年2月4日（金）～2022年2月13日（日）
平日⇒18：00～23：30
祝休日⇒10：00～23：30
本戦
チームホールド部門
・受付 ：2022年3月6日（日）AM11：00～12：00
・開催 ：2022年3月6日（日）13：00～20：30
・参加チーム ：64チーム128名（当日予選における出場チームや招待チームを含む）
・チーム ：公式サイトおよび当日予選エントリー時から固定。いかなる理由でも変更不可
・使用バージョン ：開催時点において市場で運用されている最新バージョンを使用
・使用機体、EXバースト：毎試合自由に選択・変更が可能
・制限時間 ：230カウント（決勝戦のみ無制限）
・進行形式 ：PHASE1
64チームを8つのプールに分け、各プールでのダブルエリミネーション方式のトーナメント戦
：PHASE2
PHASE1を通過した8チームによるシングルエリミネーション方式のトーナメント戦
シャッフル部門
・受付 ：2022年3月5日（土）AM11：00～12：00
・開催 ：2022年3月5日（土）13：00～20：00
・参加チーム ：128名（当日予選における本戦出場者や招待者を含む）
・チーム ：公式サイトおよび当日予選エントリー時から固定。いかなる理由でも変更不可
・使用バージョン ：開催時点において市場で運用されている最新バージョンを使用
・使用機体、EXバースト：毎試合自由に選択・変更が可能
・制限時間 ：230カウント（決勝戦のみ無制限）
・進行形式 ：1回戦～準決勝
3試合ずつ実施し勝敗によるポイント制にて実施
：決勝戦
最初に3勝以上の単独最多勝選手が出るまで試合を実施
・公式サイト：https://ggame-grandprix.jp/
・公式Youtubeチャンネル：https://www.youtube.com/c/GundamGameGrandPrix/
・公式Twitter：https://twitter.com/GGGP_Official/
・権利表記：(C)創通・サンライズ

情報提供元： ガジェット通信
記事名：「 賞金総額500万円の「GGGP2022」esports大会本戦で数々の名勝負が展開!! 優勝の栄光をつかんだのは？ 」