長野県岡谷市、諏訪市、諏訪郡下諏訪町にまたがる大きな湖・諏訪湖は毎年冬になると全面結氷し、マイナス10度前後の冷え込みが続くと、湖面の氷が大きな音を立てて山脈のように盛り上がる「御神渡り」と呼ばれる現象が起こります。

近年は温暖化などの影響により、2018年を最後に「御神渡り」は出現していないそうですが、昨今の全国的な冷え込みにより今年の諏訪湖も全面的に結氷。4年ぶりとなる「御神渡り」の出現が期待されています。

それにしても2市1町にまたがる大きな湖が全面的に結氷してしまうなんて、それだけでも神秘的。そんな様子をなんと上から撮影した写真がTwitterに投稿され、あまりにも完璧すぎる一枚と注目を集めています。

諏訪湖が全面結氷したというので、上から見てみました。

写真を投稿したのは、主に山岳写真・星景写真・登山でのスナップ写真を撮影されているフォトグラファーの藤谷貴之さん（@bluemoon416）。今回の写真もドローンなどで撮影したのではなく、諏訪湖の北に位置する高ボッチ高原（高ボッチ山）に登って望遠で撮影したそうです。

背景には雄大な富士山が、そして上空には飛行機が映り込むというあまりにも完璧で迫力のある構図！ まるで写真の中に吸い込まれてしまいそうな、神秘的な一枚です。

こちらの写真には実にたくさんのいいねやリプライのコメントが寄せられていました。

・シチュエーションが最高
・飛行機、車輪出してますね。松本空港の着陸のFDAですかね。かっこいい！
・高ボッチからこんな写真が!! こんな奇跡のショットなかなか撮れません!!
・凄い！ 完璧な構図ですね。諏訪から富士山はこんなに大きく見えるんですね
・飛行機がいい味ですね
・今年初めての諏訪湖旅行を計画している者です。貴殿の写真を拝見し初の諏訪湖散歩への期待が高まりました
・富士山と飛行機も、絵画みたいです！
・凍結した湖とあわせて、ダイナミックな自然と寒さを感じます。
・これ以上の美しさを見てきませんでした
・やっぱり富士は綺麗だね
・高ボッチ高原からだと富士山もこんな大きさに見えるんですか？？　行っちゃおうかな

ちなみにこちらの写真は日没前の時間帯に撮影したそうで、富士山がここまで大きく見えるのは望遠レンズを使用して撮影しているためとのこと。肉眼ではここまで大きく見ることはできないそうです。

また今回藤谷さんは冬山登山を経て撮影をしていますが、藤谷さんは冬山登山撮影のスペシャリスト。冬山の登山には事前の天候の把握や雪用の装備、豊富な経験など、さまざまな準備が必要になります。藤谷さんからは「雪山での遭難が増えているので、今回の写真を見て安易に雪山に入ることだけはやめてほしい」とのメッセージをいただきました。くれぐれもお気をつけください。

もし冬山での写真撮影を希望される方は、藤谷さんが運営されている登山スナップ撮影サービス「MOUNTSNAP」の利用を検討されてみてはいかがでしょうか。藤谷さんが同行し、絶景をバックに撮影をしてくださるそうですよ。詳細はホームページをご覧ください。

MOUNTSNAP
https://mountsnap.com/[リンク]

※画像提供：Photographer 藤谷 貴之（@bluemoon416）さん

(執筆者: ピータン)

情報提供元： ガジェット通信
記事名：「 全面結氷した諏訪湖を上から撮影 完璧すぎる一枚に注目が集まる「まるで絵画」「あまりにも絶景」 」