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世代を超えて人々を魅了し続ける〈伝説の〉ミュージカルを、巨匠スティーブン・スピルバーグが念願の映画化。エンターテイメント界に新たな歴史を刻む奇跡のプロジェクトとなる映画『ウエスト・サイド・ストーリー』が2月11日(金)に公開となります。
1957年にブロードウェイ・ミュージカルとして誕生した“ウエスト・サイド・ストーリー”は、世界的ポップスターのマイケル・ジャクソンが振り付けに取り入れ、日本でもジャニーズ事務所設立のきっかけになるなど、世界中に大きな影響を与えている。スピルバーグらによって、そんな“ウエスト・サイド・ストーリー”が半世紀以上も愛される魅力は【センセーショナルな歌とダンス】と【どの時代にも通ずる物語】であることが語られました。
1957年に誕生した“ウエスト・サイド・ストーリー”は、翌年にトニー賞2部門に輝き、1961 年には映画化されアカデミー賞10部門を受賞。シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」をベースにした物語にこめられた、”異なる立場を越えて、私たちは手を取り合えるのか?”という問いかけは、数々の名曲と共に世界中を空前の感動で包みました。
今もなお人々を魅了し続ける伝説の物語について、スピルバーグ監督は「歌やダンスは、心への入り口なんだ。観客の感情やエネルギーを引き出し、夢中にさせるんだよ」と、長年にわたり愛される魅力を説明。本作の脚本を手掛けたトニー・クシュナーも「”ウエスト・サイド・ストーリー”で歌われるすべての曲が、ドラマティックなリッチさを生み出しているんだ。どの曲でもキャラクター自身や周囲との関係性、また階級や歴史といったものを表現しており、物語やテーマを先に進めているよ」と語っており、歌とダンスが作品の要となっていることがわかります。
また、スピルバーグは「”ウエスト・サイド・ストーリー”は僕の大好きなミュージカルであり、最高傑作のひとつなんだ。異なるバックグラウンドをもつ2人のラブストーリーが描かれていて、その2人をとりまくグループの間には、僕たちが今悩まされているのと同じ争いや人種差別がある。それは世界中の観客にとって、とても身近なものに感じさせるんだよ」と作品への思いを語りながら、1950 年代に描かれた物語が、今なお共感を呼び続ける理由についても明かしています。
主演のマリアを務めたレイチェル・ゼグラーも、「今でも人種差別や争いには厳しい現実があって、それは1957 年から変わっていない。私にとって、それを伝えるのはとても重要なことだったの」と現代にも通ずるテーマが含まれていることを説明しています。
“ウエスト・サイド・ストーリー”は多くの人々に影響を与えたが、 “キング・オブ・ポップ”と呼ばれた世界的スター、マイケル・ジャ
クソンも作品の歌やダンスに魅了された中の1人。史上最も売れたアルバム「スリラー」のシングル、「今夜はビートイット」のPV の
振り付けや演出には、”ウエスト・サイド・ストーリー”に登場するグループを彷彿とさせる若者たちが登場し、街中でエネルギッシュなダ
ンスを披露するなど、作品の要素が随所に反映されています。
また海を越えて日本にもその影響は及び、作品に感銘を受けたジャニー喜多川氏が、歌って踊れるボーイズグループを結成し、ジャニーズ事務所を設立するきっかけになったほど。”ウエスト・サイド・ストーリー”の物語は日本でも共感を呼び、日本でトップクラスの実力と人気を誇る劇団四季、宝塚歌劇団などの劇団はもちろん、ジャニーズでは少年隊や嵐なども舞台に立ち、時代を越えて受け継がれています。世界中に愛され続ける物語を、スピルバーグが熱い思いを込めて映画化した本作にご注目を!
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