アベンジャーズに次ぐ、最強ヒーローチームの活躍を描く映画『エターナルズ』が11月5日(金)に劇場公開となります。

7000 年もの間、地球のあらゆる危機から人類を秘かに守り、文明の進化を陰で支えてきた10 人の守護者〈エターナルズ〉。それぞれのキャラクターが人智を超えた特殊能力を持ち合わせているほか、不老の種族となっており、これまで多くのスーパーヒーローを生み出してきたMCU が史上最大のスケールで描く、新たなヒーローチームの物語となっています。

そんな本作で主人公“セルシ”の〈現代の恋人〉として、エターナルズの側にいる人間“デイン”を演じているのは、人気ドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」で知られるキット・ハリントン。スーパーヒーローが描かれる本作にて、フォーカスされる数少ない“普通の人間”の役を演じたキットは、あえて人間の“永遠ではない”役どころに魅力を感じたと明かすとともに、本作で描かれるデインが「彼にとっての“氷山の一角”であると願う」と、デインというキャラクターついてのこれからの期待と可能性を語ります。

キット・ハリントンは、舞台の世界で俳優としてのキャリアをスタートさせ、2008 年からの2 年間は映画化もされた舞台『ウォー・ホ
ース ~戦火の馬~』で主演を務めた実力派俳優。その後も活躍は舞台のみにとどまらず、2011 年から始まった大人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズでは8 シーズンにわたってジョン・スノウ役を演じ、圧倒的な人気と評価を獲得した。他にも様々な作品で活躍を見せるキットだが、今回スーパーヒーローの〈エターナルズ〉が描かれた本作では、数少ない人間の役“デイン”を演じています。

デインは、ロンドンの自然博物館で働いており、本作の主人公“セルシ”とは恋人関係。しかしセルシが〈エターナルズ〉であること、セル
シに数世紀にわたって愛し続ける元恋人がいること、そしてこの地球が残り7 日間で滅亡するかもしれないことをまだ知りません〈エタ
ーナルズ〉の集結によってデインの運命がどのように動くのか、公開前から注目されているキャラクターとなっています。

周りがスーパーヒーローを演じる中、“人間”を演じたキットですが、「今回の作品は自分に合っていると感じました。デインは必ずしも永遠ではないという点が気に入りました。彼は人間で、それが気に入ったんです。デインが人間の欠点を持っているということで、何かできるのではないかと思いました」と、あえてヒーローではない部分に魅力を感じたことを話します。

さらに、そんなデインに対しキットは「デインが誰なのか、そして今後も登場するのかどうかは分からない。ただ彼は他の何者かになり得ると脚本で読んだから、これからも姿を見せる可能性はある。本作で描かれるデインが、彼にとっての“氷山の一角”であることを願うよ。でも、わからないけどね。他のみんなと同じように、僕も知らないんだ」と、今後のデインの活躍についてわからないながらも、デインというキャラクターへの期待をあかります。

実は“デイン”は原作コミックでは魔法の剣を扱う“ブラックナイト”というヒーローになる姿が描かれている。本作ではその姿を見ることができるのか、また今後のMCU に欠かせない新たなヒーローの誕生となるのか、絶対に見逃せない重要なキャラクターとなっています。

本作にはキットのほかに、「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズで共演したリチャード・マッデンをはじめ、10 年ぶりのアクション映画に出
演するアンジェリーナ・ジョリー、『クレイジー・リッチ!』(18)のジェンマ・チャン、『新感染 ファイナル・エクスプレス』(16)などのマ・ドンソクら豪華キャストが集結。そしてメガホンを取るのは、『ノマドランド』(21)でアジア系女性として米アカデミー賞®にて初の監督賞を受賞した、今世界で最も注目されている監督のクロエ・ジャオ。壮大なスケールに相応しい豪華キャストとスタッフが揃った本作で、人間のキャラクター“デイン”にも注目し、是非劇場で新たなヒーローが生み出す伝説を体感して。

■タイトル:『エターナルズ』
■原題:Eternals
■全米公開:2021年11月5日
■監督:クロエ・ジャオ(『ノマドランド』

(C)Marvel Studios 2021

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 人気俳優キット・ハリントン“ヒーロー”よりも“人間”に興味あり? 「『エターナルズ』での姿は氷山の一角であると願う」とデインへの期待を語る